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出版業界の豆知識

[ 書店について ]

書店には一日 100枚もFaxが届く?!

実は、書店には毎日毎日「これでもか!」というくらいのFaxが届いています。私が以前、都心の中型書店(大きさ80坪くらい)に飛込みで行ったときに、店長にこんな話を伺うことができました。

 わたし : 一日にどれくらいFaxDMが届きますか?
 店 長 : そうだね。一日 100 枚前後は届いているんじゃないの。
 わたし : えぇっ!1週間じゃなくてですか?
 店 長 : いいや。一日だよ。

と平然とした顔で言った店長の言葉をよく覚えています。
特に週末には一日で 2束( 200 枚)の用紙がなくなると言っていました。ということは
1ヵ月に営業日だけで見ても 2,200 枚になるのです。紙代、トナー代、電気代の維持費が大変だって嘆いていました。ちなみに、どんなものが届くかというと大きく 5 つのパターンがあるそうです。

  【どんなものが】        【どこから】
 1、 新刊の刊行案内     取次や出版社から
 2、 追加注文案内       出版社から
 3、 パブリシティー情報    出版社から
 4、 フェアの案内        取次や出版社から
 5、 業務連絡           取次や出版社から   ・・・などなど。


もちろん、Faxというものは、業界や使用方法に制約がないので各企業使い方は様々で利用しないところは少ないと思いますが、書店業は他と比較しても利用頻度の高い業界に上げられます。

日本のインターネット人口は2005年2月調査時点で7,007万人を超えたそうですが(インターネット白書2005より)あなたの街にもある書店や薬局、魚屋、新聞配達店、不動産など、どこの街にもあるお店にはインターネットを活用して業務をこなしているところが全体の何%くらいあるのでしょうか。もちろん、使わないと言うところは少ないでしょうが、今後このような、お店にも業務の利用としてインターネットが普及したら益々インターネット人口は増えていくでしょうね。

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