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出版業界の流通とは
流通の順番は、こんな形になります。
1、出版社(メーカー) → 2、取次店(問屋) → 3、書店(小売店)
さらにもっと大きなくくりで見ると
1、著者 → 2、出版社 → 3、取次 → 4、書店 → 5、読者
そして、出版業界の「委託精度」というものまで見ると
1、著者 → 2、出版社 → 3、取次 → 4、書店 → 5、読者 →
6、取次 → 7、出版社
となります。
1、2、4はどこの業界でもある流れになりますが、出版業は「委託販売」という販売形態を取っているために「取次」と呼ばれる簡単にいうと問屋を通して全国の書店に配本をする流通形態になっている。また、5、6については他の業界ではほとんどない流通形態で、それは「返本」というケースの場合です。これは売れなかった本は取次を通し出版社に戻ってきます。しかも、送料は出版社負担だそうです。
1、 「あなたの本」の知った読者が、書店で注文する。
2、 書店は、その注文を取次に送る。
3、 取次から出版社に注文が送られる。
4、 出版社から取次に本が送られる。
5、 取次会社から書店に本が届けられる。
逆の順番もあります。(商業出版によく見かけるケース)
1、 出版社が取次に本を送る。
2、 取次が本を書店に配本する。
3、 書店が本を店に並べる。
4、 一定期間置いて、売れない本を取次に返本。