本田宗一郎 氏より
このページは、本や講演、セミナーなどから、教え学んだこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ転載しています。
・進歩とは反省のきびしさに正比例する。
・個性の入らない技術は価値の低いものである。
・知識は死んでいる。過去ものものだ。知恵は生きている。いまのものであり将来のものだ。
・モーターバイクを作った理由について
自分が乗るためで、人に売るためにつくったんじゃない。自分が遊びに行きたいため。
・わが社存立の目的に、「つくって喜び、売って喜び、買って喜ぶ」の3つの喜びを社是とする。
・われわれの視野は常に世界に注がれていなければならない。あまりにわが社の発展を希求するのあまり、他社がわが社と共に戦後ここまで伸びてきた意義を忘れてはならない。
わが社と共に全体の水準を押し上げてゆくことこそ、日本をよくし、世界をよくする道であることを認識し、目先の利益にとらわれることのないようにしなければならない。
・売る、売れないということがだれに保証できよう。おそらくだれもできない。
・能率とは、プライベートの生活をエンジョイするために時間を酷使することである。
・一般に、よい品をつくればかならず売れて事業も繁栄すると信じられているが、その前に根本的に考えねばならぬことがある。すなわちつくる品物が、大衆が求めているものであるか否かということである。
・技術屋で一番足りないことものは技術ではない。われわれは商品をつくっているのだから、やはり人間の研究がいちばん大切だということになる。
・人のえらさは世の中に貢献する度合いの如何にあると信じる。
・人との意見が違うことがあっても、目的が一緒であれば良い。
・年が変わるように、自分の会社の方針も変わるし、個個々々の性格も変わるし、思想そのものが変わってくる。その変わり方を時々刻々に反映させなければ、進歩が無いのと同じ。
スピードに生きる 本田 宗一郎 (著)より
http://www.amazon.co.jp/