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出版業界の豆知識

[ 出版業界の専門用語 ]

フリーペーパーとは

特定の読者を狙い、無料で配布するか到達させる定期発行の地域生活情報紙誌で、イベント、タウン、ショップ、求人求職、住宅・不動産、グルメ・飲食店、ショッピング、演劇、エステ・美容、レジャー・旅行、各種教室など多岐にわたる生活情報を記事と広告で伝えるものをフリーペーパーという。

日本生活情報紙協会(JAFNA)より

簡単に言うと定期的に刊行される無料の新聞のこと。同様の無料雑誌をフリーマガジンという。折込チラシと異なる点は広告である点だ。広告収入だけで製作から印刷、配布までを行う無料媒体である。

日本でのフリーペーパーの歴史は1940年代に遡る。当時、新聞の地域販売店で読者サービスの一環から現在のようなフリーペーパーになったといわれる。日本で一番古いと言われているフリーペーパーは「芦屋倶楽部」1940年創刊。世界で見るとアメリカが最初で1909年で個人出版からという。

ここ数年のフリーペーパーやフリーマガジンへの感心が高まってきている。各社独自の記事を増やし、有料の媒体と比較しても遜色のないものが出てきたからだ。

2004年には、リクルートが25歳~35歳向け男性誌 「R25」を創刊し、50万部が3日で無くなってしまうということで話題になっている。他に発行部数が多いフリーマガジンでは、「ぱど」1090万部や「ホットペッパー」500万部、「タウンワーク」334万部、「シーズン」200万部などがある。(全国フリーペーパーガイド2003 改訂版 日本生活情報紙協会より)

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