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書籍検索日本でも - 米グーグル

●米グーグル 
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 米ネット検索大手のグーグルは11日、日本で年内にもインターネット経由の書籍検索サービスを始めると発表した。出版社から書籍の提供受け、消費者が本の中身をキーワードで検索できる。将来は図書館と提携し、日本で出版されたあらゆる書籍のデータ化も検討する。

 
 同サービスは04年米国で始め、その後欧州でも展開。日本でも現在、大手出版社との提携交渉を進めている。
 
提携出版社に本を送ってもらい、グーグルが電子データ化して蓄積する。利用者が専用サイト「グーグルブック検索」に言葉を打ち込むと、その言葉を含む本の一覧が表示される。

無料会員になれば、それぞれの本で、その言葉が出てくる個所前後数ページ分の画像も、パソコン画面上で実物同様に見られる。

気に入れば販売サイトに飛び、ネット経由で実際の本を買える。グーグルは本の販売につながった場合、手数料を受け取る。
 
同社は米英の5図書館と提携し、蔵書をデータ化して検索できるようにする「ネット図書館計画」も進めている。米国では作家団体や出版社が著作侵害として問題視するなど、議論も巻き起こしている。

同社は「現時点で日本の図書館と交渉はしていない」としつつ、「今後は考えていきたい」とコメントしている。


朝日新聞 2006年5月12日 13版より
 
 
 

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