出版業界唯一の新聞:新文化に掲載 【2006年8月10日】
「書店員の本選び/『TV・口コミ・FAX』が上位」という内容で記事掲載されました。
掲載記事の詳細はコチラ
書店員の本選び
「TV・口コミ・FAX」が上位
eパートナーがアンケート
書店向けにFAXでDMを送る販促サービスを行っている。eパートナーはさきごろ、仕入れにおける「書店員の本の選び方」をテーマにしたアンケート調査を実施、その結果をまとめた(301店舗から回答)。売れる本の情報を常に欲している書店員の日常が浮き彫りになると同時に、その本が配本されず、顧客のためにネット書店なども利用して取り寄せている実情も明らかにしている。
仕入れる本を選ぶきっかけは、「テレビ」18%、「人(同僚、取次会社、顧客)からの紹介」15%、「出版社からのFAX案内」15%、「新聞」14%が上位で、マスメディアではテレビの影響の大きさを重視しているものの、新聞と同等、あるいはネット以上に「口コミ」や出版社からの情報を重視しているのがわかる。
また、「もっとも重視する本の仕入れ方法」については、以前からの定番でもある「出版社への直接電話」が43%と圧倒的に多く、二位の「出版社へFAX」29%と合わせると七割を超える。
「取次への連絡」は18%、すでに多くの書店で行われていることが、インターネット書店で買うといった少数意見も寄せられている。