電通 消費者研究センター より
このページは、本や講演、セミナーなどから、教え学んだこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ転載しています。
・晩婚化の理由。今の若い人とって、結婚して家族を持つことは、独身のわびしい生活から抜け出すというイメージはなく、不自由なく気ままに楽しんでいる生活を奪われるようなものです。
つまり、現在ある「生活水準」というものを失いたくないのです。これまでのように「みんがしたから」という理由だけで結婚を受け入れるわけにはいかなくなっているのです。
・何気ない日常にこそ家族の幸せがある。
・すれ違う夫と妻の願望。団塊の世代でも男女には考え方が違う。
例えば、「ちょっとした贅沢なランチをする」相手は
団塊男性の場合は、一位:家族全員、二位:夫婦二人です。
団塊女性の場合は、一位:友人、二位:娘です。
つまり、団塊男性が「夫婦中心の生活」を想定するのに対し、女性の場合は「友人との行動」が大きなウェイトを占めます。
・NPO法人の数は、内閣府の調査によれば2000年3156団体であったが、2002年は9345団体、、2003年1万4657団体、ここ数年で急増している。
●団塊と団塊ジュニアの家族学
平成拡大家族
袖川 芳之、花島 ゆかり、森住 昌弘著
電通刊 (2005/4)
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