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島田晴雄 氏より (エコノミスト)

このページは、本や講演、セミナーなどから、教え学んだこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ転載しています。
      

・成長している9つの新しい産業

1、個人・家庭向けサービス 
コンシェルジェ、健康増進、ライフモビリティ(地域交通のサービス)などが増える。

2、社会人向け教育サービス
文部科学省の学校教育規制を自由化したら急増する。

3、企業・団体向けサービス
個人向けサービスに次いで大きなサービスで、団体は自治体のこと。
情報サービス、ロジスティック、人材派遣サービスが増える。

4、中古住宅関連サービス
中古住宅の検査、情報提供、リフォーム、既存住宅の流通市場を整備するには、
様々なサービスが必要になってきている。

5、子育てサービス
保育所が大都市で非常に不足し、地方で余っている。
ここに民間企業をいれればかなり改善される。

6、高齢者ケアサービス
高齢者ケアサービスは大きな成長産業。

7、医療サービス
効率を高めてもっと多様なサービスを提供すれば、雇用も増える。

8、リーガルサービス
これからは法律問題が、企業だけではなく個人にもぐんと増える。

9、環境サービス
廃棄物処理などもっと効率的・合理的にする必要がある。


・川崎市は福祉、観光を確実に産業化した。阿部孝夫市長は、福祉を産業にするといったのは、世界で初めて。

高齢化成熟社会で人々がいちばん求めているものは、健康ニーズです。そのニーズと技術を組み合わせて製品をつくる。世界最強の技術を使って、世界最良の福祉製品をつくる。

そうした福祉製品の世界生産輸出基地にして、川崎市民をはじめ日本と世界の人々を幸せにしていきたいというのが、阿部市長の構想なのです。

・コミュニティビジネスが全国で活性化している。特に、コミュニティ・レストランが広がっている。コミュニティ・レストランとは、地域のかかえる課題をそこの企業や住民が中心となって解決を目指す、地元密着型のレストランのこと。

三重県四日市市で全国から注文を集めているコミュニティ・レストラン「こらぼ屋」がある。お昼時に日替わりを出すのはよくありますが、ここはシェフも日替わりなのです。

シェフには、地域の料理自慢の主婦や、ゆくゆくは飲食店を経営したいとい思っている若者、こうした主婦や若者がコミュニティ・レストランびの日替わりシェフになっているのです。

しくみは、一日の売上から原材料費とコミュニティ・レストランの使用量(売上の30%)を賄った残りが、一日の報酬となります。このコミュニティ・レストラン、こらぼ屋はNPO法人が運営しています。

コミュニティ・レストランが注目される3つの理由
1、スキルを生かす場をつくる。
2、地域にコミュニケーションを生む。
3、ビジネスのしくみを取り入れる。

・都市地方での進め方のポイント。大きな違いは、都市では市場を地域内に求めているのに対し、地方では市場を地域外に求めていることが多いです。

・コミュニティ・レストランが提供する料理の価格は800円と決して安いものでありません。この単価設定も周辺にある既存のレストランなどに影響しないよう、やや高めに設定している。つまり、既存事業者に拝領する。

・ヘルスツーリズムとは、健康サービスと観光サービスを複合したサービス。つまり、心や体に良い効果を与える旅のこと。旅行会社大手のJTBが提唱している。

実際に、JTBが行っている「スギ花粉リトリートツアー」の概要は以下。

近年増えているスギ花粉症に悩む方を対象に、都会ではスギ花粉が多い時期とされる時期に北海道に一時期的に非難しアクティブな生活を楽しんでいただく4泊5日のツアー。森林浴、温泉浴、食(健康メニュー)なでの「健康と癒し」のプログラムを体験する。
1、免疫バランスなどの血液検査、唾液によるストレス検査
2、森林浴。
3、温泉浴。
4、西村孝司教授の講和、意見講話と専門医による問診

・ヘルスツーリズムのプログラムの基本的なコンセプトづくり
文化、自然環境、食材。つまり、地域らしさ
効果がある、効果がわかる。
根拠にもとづいたアドバイスなど、きっかけづくり。つまり、専門医による支援。
心地よい、楽しい

・商店街を活性化する2つの方法
1、運営組織と個別店舗との間で業務提携を終結する。
2、運営組織が空き店舗を賃借し新規出店者に転借する。

・小さな町がブランドを得て経済が活性化している。地域に眠る昔から引き継がれてきた様々な資源。これらの資源は必ずしも珍しさや高級感で日本一ではないかもしれません。

しかし、地域の歴史、文化、自然条件などを組み合わせることで、全体として他地域とは異なる地域独自の価値を生み出せることが可能性があります。

・地方発ビジネスを成功させる3つの条件
1、若者の雇用
2、事業の連鎖
3、情報化
    
   
●成功する!「地方発ビジネス」の進め方
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