出版社に打診したところ「自分のところの営業で十分」と回答がありました。このような場合は?
出版社が気にするところは、大きく3つです。
1、戦略にズレがないか?
2、書店へ送ったあとのクレームがくるのでは?
3、注文がたくさんきても、その後返品になるのでは?
特に、3の「返品」を気にします。
というのは、ご存知の通り、通常、本は「委託販売」です。つまり、FAXDMを送ることである程度、注文がきても返本されるのではと考えます。書店が「売れる」、「売れそう」と思っても残念なことにそうならないことが多くあるのが現状なのです。こうなると、一番大変なのが出版社なのです。
また、多くの方が、ベストセラーやロングセラーは何かのきっかけで一度に売れたと感じますが、実は少しづつ少しづつ時間をかけて売れているのが多いです。
つまり、「小さな積み重ね」で売っていければと考える出版社も少なくありません。実際に、著者と出版社の「読者」に届けたいという目的は、同じだと思います。
ですので、その目的達成のためにお互いが、協力しあい、やっていきたいとお話されてはいかがでしょうか。
例えば、出版社は新聞広告を、著者の方が書店に送るといった役割分担を決めて進めていかがでしょう。少しでも多くの「読者」に届けるために何かをやりたいというお気持を前面に出したほうが進みやすいです。
それから、2のクレームについてですが、この書店業。統廃合が多く、2006年の一年だけでも約1100店の書店がなくなっています。月にすると91店。日にすると3店も無くなっています。
つまり、よほどメンテナンスをしていないと番号違いやクレームなどがでます。eパートナーの書店名簿の更新は下記要領にて行っております。
1、番号違い ・・・ 情報が入り次第、即時反映(営業日)
2、今後不要 ・・・ 情報が入り次第、即時反映(営業日)
3、変更依頼 ・・・ 月に1回
4、新店の追加 ・・・ 半年に1回(8月、1月)
特に「今後不要」と「番号違い」については情報が入り次第、優先順位を1番に行います。その結果、1000件送って1件か2件の番号違いが出るかでないかの精度です。
ただ、ご注意いただきたいのは100%クレームはないとお約束するものではありません。eパートナーは出版社に出しているサンプルを下記サイトから見れます。