山口一臣 氏より (「週刊朝日」の編集長)
このページは、本や講演、セミナーなどから、教え学んだこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ転載しています。
・週刊誌の使命は、事実に基づく仮説の提示。
・書き手の都合より、読者の興味。
・見出し、タイトルの目的は、商品を買ってもらうこと。
・人の心を揺さぶる、くすぐる「何か」が必要。
・あえてタブーに挑戦する。
・読者の怒りや憤りをストレートに表現する。
・上司のいうことを聞かない編集長を。
・勝つことを第一優先に考える。つまり、部数を伸ばすこと。
・新聞社系の週刊誌は、停滞している。出版社系の週刊誌が販売部数が大きい。
・山口一臣編集長のコンセプト。脱ホームジャーナル。つまり、飲み屋のネタ帖を目指す。
・いかに世間を騒がすネタを提供できるか。
・ニュースは人で書く。つまり、固有名詞(個人名)を主語にする。
・論よりファクト。(ファクトとは、実際にあったこと。)
・週刊誌の読者が求めるものは、ゴシップとスキャンダル。
・同年代の女性に、最近の関心ごと、カチンとしたことなどモニターしている。
・週刊朝日は、毎週火曜日にネタ集め、木曜日に見直し、土曜日に差し替えなどをして最終。
・編集部は、30人。デスク(副編集長)が6人。
・週刊朝日は、夕刊と一緒に宅配されている。宅配率22%
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●週刊朝日の歴史
1922年2月25日に創刊。昭和30年代前半には実売150万部数を誇る。「週刊朝日」を初めて百万部にした扇谷正造氏が有名。あのリクルート創業者の江副浩正氏も、就職情報誌を作る際に相談した方。
・新聞“起きたことを”を伝えるメディアであれば、週刊誌は“半歩先を、あるいは一歩先に起きるだろうこと”を書くメディア。
●働く、編集者 より
加藤晴之 著
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2007年7月初版
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