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樋口裕一 氏より (白藍塾 塾長)

このページは、本や講演、セミナーなどから、教え学んだこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ転載しています。
   

・部下は誰もあなたが道徳を押しつけていることを注意してくれない。自分でいい気持ちになってとくとくと道徳を説いたり、人の行動や行き方をとやかく言ったりするよりも、自分の行動、生き方に関心もつようにしたらいかがだろうか。

・他人の権威を笠に着る。他人を意見を言うだけでは、意味がないということをはっきりと認識するべきだ。他人と話をするというのは、自分の意見を言うことだ。拙著な意見であっても、自分の意見を言わないことには、話をすることにはならない。

・ケチばかりつける。「××ではない。○○であるべきだ」というように、対案を示すのが礼儀だ。対案を示さず批判だけしても、まったく建設的な面がない。批判だけするということは、ただ相手をいじめているだけになってしまう。

・自分のことしか話さない。他人の話に耳を傾けることを心がける必要がある。そのためには、他人の話に興味を持つことだ。

・善人になりたがる。自分は本当にはやさしいわけでなない、他人の心を傷つけることを恐れているだけで、人にいい顔をしていたいだけなのだと自覚することが必要だ。

・私は話し方のプロではない。文章指導のプロといえるかもしれないが、実は会話にはかなりの苦手意識をもっている。生来、内向的で口下手。
                           
                                     
●頭がいい人、悪い人の話し方
樋口裕一 著
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PHP研究所 (2004年6月初版)
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・読書には大きく分けて2種類ある。私はその一つを「実読」、もう一つを「楽読」と名づけている。

私が「実読」と呼ぶのは、何か行動に結びつけるために、情報や知識を得ようとして行う読書、つまり何かに役立てようとする読書だ。

私が「楽読」と呼ぶのは、何か役立てたいと思うのではなく、ただ楽しみのためだけに読む読書だ。この二つの読書の両方があってこそ、人生は豊かになる。

・自分の背丈にあった本を探して買うのが、読書の務めだと、私は思う。

・本について語るからには、あらゆる本に愛情を持つべきだと私は考えている。そうしてこそ、本を批判する資格を持つとい思う。

・文章は受け取るだけでは、意味がない。文章というのは、それを読んで何かを考えてこそ、意味がある。

・多くの人が、本を買うとそれをすべて読まなければならないという強迫観念に追い立てられる。その本に興味をなくしていても、途中で放り出すことに抵抗を感じて、次の本に移れない。だから、多くの人が少ししか本を読めない。私はかなりの読書家だが、すべての本を「全読」していたわけではない。

・アリバイつくりの読みのテクニック
1、まず、前書きを読んでみる。この箇所は、その本の理念を明確に示していることが多い。
2、後書きを読む。ここに本音が漏れることがある。
3、目次を見る。その分野についてある程度の知識があれば、目次を見るだけで、その人が何を主張しているかがわかるだろう。
4、まとめになっているところを探す。
5、著者は何者かを考える。著者はどのような経歴の人なのかも、本を知る上では大きなヒントになる。

・不都合なデータをプラスに転化する。「だからこそ・・・」と考える。

・必ずしも正確に読み取らなくてもよいと決めた本については、前もって、それにどのくらいの時間を使うか決めておくのもよい方法だ。

・線の引き方。
A、反対意見、その根拠に△の印をつけていく。
B、著者の意見が直接的に書かれているところに、○印をつける。
C、著者の意見のうち、納得したところ、関心したところに実線を引き、特に感銘を受けたときには、濃くつける。
D、著者の意見に納得いなkないときには、波線を引く。
E、著者のテーマとは無関係に気になったところにはレの印をつける。

・作者が書こうとしていたことを読み取るのが、読書ではない。作者がこめようとしたものではない事柄、作者自身考えてもいなかったような背景が本の中にあるものだ。そして、それを読み取るのも立派な読者だ。

・もし、一人の人生を描いた小説を読んだとすると、あなたはもうひとつ別の人生を生きたことになる。それを無駄にするべきではない。
            
                
●差がつく読書
樋口裕一 著
\720 (税込)
角川書店(2007年6月初版)
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