小木哲郎 氏より (報道ステーション プロデューサー)
このページは、本や講演、セミナーなどから、教え学んだこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ転載しています。
・14~15%が平均視聴率。これに関西だと3~4%高い数字が出る。
・視聴率だけでなく、信頼、共感も大切。
・CMは意図的な配分で流さない。全体的な視聴率を上げることでスポンサーに喜んでもらう。
・CMは全8回。2007年12月4日(火)放送の場合。21:54~23:09
・CMのタイミング。
21:56~21:57分 1分間
22:22~22:23分 1分間
22:32~22:33分30秒 1分30秒間
22:43分30秒~22:45分 1分30秒間
22:47~22:48分30秒 1分30秒間
23:02分15秒~23:04分30秒 2分15秒
23:05~23:08分30秒 2分30秒
・ニュースには製作が2つに分かれていることが多い。報道局と情報局など。
・ストレートニュースは、NHKのニュース7、おはよう日本など
・報道ステーションでは、「速報」を1番頭にやる。つまり、古いものは基本的にやらない。たとえば、昼間にやったものなど。それは新鮮差に欠けるから。
・生出演より、VTRのほうが視聴率を取りやすすい。理由は、無駄なものが多くチャンネルを変えられてしまうから。
・編集は7、8人。文章を書くのは一人。
・報道番組は圧倒的に年配、男性が多い。
・情報こそエンターティメント。
・センセーショナルを流すと逆効果。つまり、流血や痛いものなど刺激的なものは極力流さないように伝える。
・朝令暮改はよくやる。
・政治家(人)によって視聴率が変わる。スポーツ選手も同じく視聴率が伸びる人と下がる人がいる。視聴者は正直。
・答えが簡単ではないから特集を組む。
・デスクが企画を持ってきてプロデューサーが最終的に採決する。
・意思決定は遅いほうがよい。
・「なんでこの番組や特集の視聴率が低いんだ!」というものがある。
・毎日テーマを探しの会議を15時から行う。
・反省会は放送終了後15分間で行う。
・CMに入る前に「次のコーナーは何です」といった視聴者を惹きつけるテクニックは使わない。
・独自の視点を追求する。他との差別化を図るため。