波多野ミキ 氏より (カウンセラー)
このページは、本や講演、セミナーなどから、教え学んだこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ転載しています。
・できないことを嘆くのではなく、何ができるかを考えよう。
・自分で考えることのできる子どもに育てるには、ふだんから「小さなこと」を自分でさせることです。
・「まちがいはだれにでもあるのよ。でも、まちがいを何度もしないように気をつけましょうね」と言ってあげれば、子どもは安心して伸びていくことができます。
・日々の生活の中の、どんな小さなことでもいいですから、わが子を認めて、ほめて、自信をもたせてあげてください。
・「いじめられているんじゃないの?」が、子どもをますます追いつめる。
・子どものつらい気持ちを受けとめ、共感してあげる
・反抗期への親の対応には、三つの方法が考えられます。
一つは、子どもの自立的な反抗を喜ぶ気持ちをもつことです。
二つは、いきなり怒らないということが大切
三つは、子どもと一緒に親も考えて、どうするのがいいのか判断沿をしたりすることです。
・おもちゃを買うのは、お誕生日とかクリスマスなど、特別な日だけというルールを決めていました。ただし、一つだけ抜け道をつくりました。それは、本だけはいつでも買ってあげるというルールです。
・子どもに「~しなさい」「~してはだめよ」と命令したり、指示したりし過ぎていませんか?子ども自身に考えさせたり、判断させたりしていかないと、自立心は身につきません。
・親は、子どもの伸びる力を信じて、待つという「忍耐」こそが求められるのです。
・叱る回数を減らすには、三つの方法があると思います。
一つが、叱りたくなったとき、まず、何のために叱るのか考えること
二つめが、叱っても意味のないこと、叱ってもしかたのないことについて叱らないことです。
三つ目の方法は、ものの見方、考え方をちょっと変えてみることです。
・お母さんが子どもに言うことばで一番多いのは、何だと思います?そう、「早くしなさい」です。
・人は誰でも何か一つはいいものをもっています。
・人がある行動にかりたてる動機となるものは、
1、不快-快
2、得-損
3、正-不正 の三つです。
・人がこの世に生まれてはじめて獲得するものは、基本的信頼感であると、アメリカの心理学者のエリック・エリクソンという人が言っています。
●子どもが一週間で変わる親の「この一言」より
波多野ミキ 著
\1,365(税込)
三笠書房
2003年7月初版
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