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佐藤尚之 氏より (書籍「明日の広告」より)

このページは、書籍「明日の広告」から、教え学んだこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ転載しています。
          


・未来のことばかり予想して心配していても仕方がない。それよりも現実を良くしていく方が先である。


・感度のいい人たちは「消費者」という言葉をもう使っていない。「生活者」とか「ユーザー」とか「オーディエンス」とか呼んでいる。


・広告とは消費者へのラブレター


・情報洪水の時代になった。ここ10年で情報量が410倍以上増えたというデータもある。総務省の「平成17年度情報流通センサス報告書」より


・相手の趣味や行動を調べ、よくよく観察し、相手の身になってみる。


・総務省の「情報通信白書 平成18年度版」によると、商品購入前にネットで情報収集する人は、62%にのぼるそうである。


・きちんと相手を見て、心を動かすラブレターを書き、それを自分の手でしっかり渡したい。


・ネットに早くから飛びついた3つの理由
1、有史以来初めて一般消費者世の中に発信できるメディアを持った。
2、情報や距離が国境を越えてスピーディーに飛び交い、常に更新される。
3、ヨコにつながった消費者マスメディアに対抗する手段を持った。


・ネットの出現+情報洪水+成熟市場 この3連発は消費者を根本的に変えた。


・消費者が一番信頼するメディアは消費者自身。


・「いままでにないメディアを創出する」必要も出てくる。それがメディア・クリエイションだ。


・ブロガーの意見は「中立であるからこそ信頼できる」


・何にでもAISASを当てはめる人がいるが、それは間違いだ。(中略)AISASが完璧に当てはめられるのは、比較的高額な商品か長く使う商品だろう。みんな検索して調べてから購買行動に移るからだ。


・ドックフードを買うのは、「犬を飼っている人」である。で、次に考えるのは「では、犬を飼っている人が一番接するメディアは何か」なのだ。これを先入観なくニュートラルに考えられなければいけない。(中略)


たとえば、犬を飼っている人が一番接するメディアは、散歩中に犬がオシッコのために立ち止まる「電柱」かもしれないのだ。(中略)


テレビCMや新聞広告と連動してその地域の電柱占拠を話題にしたり、電柱の張り紙を見たその場でケータイ・サイトにアクセスさせてプレゼント応募させたり、数百本の電柱の張り紙がひとつのストーリーになっているよう企画していろんなニュースに取り上げてもらったり、ペット雑誌に張り紙広告を数多く出稿したり、犬の散歩をする時間を狙って「散歩中に聞くラジオ」というラジオ番組を作ったり、店頭たショールームなどでイベントを行ったり、と、いろいろ盛り上げていきたい。


・君が人を好きになった時に取るべき最善の方法は、その人のことをきちんと知ろうと目を凝らし、耳を澄ますことだ。

そうすると、君はその人が自分の思っていたよりも単純でないことに気づく、極端なことを言えば、君はその人のことを実は何も知っていなかったのを思い知る。

「映画篇」金城一紀著/集英社より」


・伝えたい相手だけ伝わればそれでよし


・スラムダンクの新聞広告のキモは「スラムダンクを読んだことのない人には、何が何やらわからない」というところである。


・「広く伝えること」とはまた違う「深く伝えること」の喜びと意味をこの3日間で知ったのだと思う。


・2007年のカンヌ国際広告祭で銀賞をもらったアルゼンチンのプロバイダーのCMは、プロモーショナルなクリエイティブ・ジャンプをしている。


画面に髪の毛が薄い変なお兄ちゃんが出てきて「1人加入してくれたら、1本の毛を植毛してくれるという契約をこの会社と結んだ。オレを助けると思ってこのプロバイダーに入ってくれ!」と訴えるCMなのである。


・これには続きがあって、続編では頭の半分だけ毛が増える。続々篇では見事なロン毛になり大はしゃぎする(面白い!)。そのまた続編では胸毛やすね毛まで密集してだんだんテンションが低くなり始め、最後にはゴリラのように全身毛だらけになってしまい、「もうイヤだ。いったいどういうつもりだ。今度は一人入ったら1本抜いてもらえる契約をした。助けると思って加入してくれ」となる。


このCMはアルゼンチンで大ヒットして、このプロバイダーは圧倒的な不利な下位から今やトップ・プロバイダーになったということだ。


・ネットとテレビを同時に見ている人が1/3以上いるということが判明したのである。


・ボクが一番大切にしているのは「消費者本位」ということだ。


・広告がなくなった世の中を想像してみてほしい。民法は有料になるし新聞も雑誌も効果になる。フリーペーパーだってなくなる。


サイトの多くも有料にサービスになるだろう。乗り物や各種サービスも割高になる。広告があるからこそ安価に利用デキルサービスは多いし、触れられる芸術やエンターティメントも多いのだ。


・変化はチャンス
       
    
     
●明日の広告
変化した消費者とコミュニケーションする方法 より
佐藤尚之 著
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