書籍「出版広告の歴史」より (石川弘義、尾崎秀樹 著)
このページは、書籍「出版広告の歴史 1895年‐1941年」より、教え学んだこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ転載しています。
・ 1895年‐1941年
証言広告--------○○博士推せんというような----------などはこの時期に、すでに登場している。
・講談社には教育者出身が多い。それだけに他社とは違う独自のものをうち出すことができるというのが、野間清治の考え
・小学館はいわゆる学年別雑誌からスタートした。
・「ダイヤモンド」の最大の特色は、さきほどもふれたとおり、いわば「会社評論」中心の編集方針をとっていたところにある。
・ベストセラーはマスコミによってつくられる。
・改造社の大ベストセラー 「近代の恋愛観」には一一〇版と書かれている。
・日本の週刊誌の第一号は大正一一(一九二二)年四月二日に創刊された「週刊朝日」と「サンデー毎日」である
・雑誌の本領は雑にある
・詠めば血となり肉となる
「現代」 昭和5年6月20日「東京朝日新聞」の広告記事より
・日本の出版界は、大正九(一九二〇)年以来、慢性の不況に悩んでいた。その窮地を打破したのは、円本である。
・円本の出現によって書籍の大量生産、大量伝達、大量消費といったルートが確立され、文化遺産の大衆化が実現したことこそ、出版史上いちばん大きな収穫とみるべきではないだろうか。
・新潮文庫で特徴的と思えるのは、現代小説が多いということだ。
・真の良書は自己自らを宣伝し普及する 岩波文庫
・ベストセラーがいろいろな流行語を生むのは、昔も今も変わりない。
・映画とタイアップした戦術 「世界大衆文学全集」----改造社
・「泣いて笑って恐れて歓んで、そして心の糧となる。これが此の全集の効能だ」 「世界大衆文学全集」----改造社
・推薦文や批評の一節を広告に使うやりかたは古くからあり、今でも結構行われている。
・第一書房は昭和一〇(一九三五)年代のベストセラー・メーカーの一つだった。
・岩波新書創刊は、昭和一三(一九三八)年一月である。
●書籍「出版広告の歴史」より
石川 弘義 著
尾崎 秀樹 著
出版ニュース社 (1989年8月初版)
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