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出版業界の豆知識

[ 書店について ]

書店における読者来店動向(月別)

1月の読者来店動向

お年玉をもらって若年層の来店、客数、客単価が上がります。一年間でも2番目に本が売れる時期です。


2月の読者来店動向

売上げ・客数とも低迷する月です。ただし、入園、入学関連、新社会人向け、ひとり暮らし、家事などの本は売れる時期です。


3月の読者来店動向

来店が大きく増える月です。一年間でも3番目に本が売れる時期です。とりわけ、「新入学」、「新生活」関連のテーマ本は売れる時期です。


4月の読者来店動向

新入学者や新社会人を中心に、売上げ、客数とも好調の月です。特に、辞典、学習参考書がよく売れます。


5月の読者来店動向

ゴールデン・ウィーク中は、売れる時期です。ただし、連休後は急激に低迷する月になります。特に、アウトドア、ダイエット関連本が売れる時期です。


6月の読者来店動向

梅雨に入り、売上げ、来店数ともに下がる月です。児童書のおばけ本や怪談関連書は売れる時期です。


7月の読者来店動向

梅雨明け以降から、来店数が増えてきます。特に、夏休みに関わる本が売れます。旅行ガイドやレジャー本、地図、児童書などです。また、芥川賞、直木賞の発表時期で受賞作家のコーナーが展開されます。


8月の読者来店動向

小学生以下の来店が一年間で一番多い月です。児童書、コミック、戦争関連、税理士、行政書士対策本が売れる時期です。


9月の読者来店動向

夏休みが終わり、売上げ、来店数ともに下がる月です。秋の行楽関連は売れる時期です。紅葉、京都、温泉など。また、資格試験の本も売れる時期です。


10月の読者来店動向

売上げ、来店数とも低迷月です。京都関連のガイド本が販売ピークになります。手帳や日記、カレンダー、年賀状素材集などが開始されます。


11月の読者来店動向

10月に続き、売上げ、来店数とも低迷する月です。クリスマス向けの売り場が展開されます。


12月の読者来店動向

年間で最大の売上げ、来店数が上がる時期です。特に、年間ベストセラーが発表され、それらの本が売れます。また、大掃除、収納、年賀状素材集、海外旅行ガイド、クリスマスのフェアなど本がよく売れます。
       
         
          

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