ジェームズ・W.トムプソン 氏より (書籍「出版産業の起源と発達」より)
このページは、書籍「出版産業の起源と発達~フランクフルト・ブックフェアの歴史」から、教え学んだこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・グーデンベルグが印刷術に果した実際的な功績は何かといえば、第一に鋳込みによって作られる金属活字の使用をはじめたことであり、第二には手動印刷機のメカニズムを改良して大判用紙を用いたこと、印刷枚数の増加を可能にしたことである。
・印刷産業の中心地として大事な都市が二つ残っている。ひとつは北のライプピッチ、他は南北の中間を占めるフランクフルトである。
・ドイツ語による出版点数
【年度】 【ドイツ語による出版点数】
1513 年 90
1514 年 106
1515 年 145
1516 年 105
1517 年 81
1518 年 146
1519 年 252
1520 年 571
1521 年 523
1522 年 677
1523 年 977
・フランクフルトの市に関してわれわれが所有している最初の古文書は一二四〇年のもの
●書籍「出版産業の起源と発達~フランクフルト・ブックフェアの歴史」より
ジェームズ・W.トムプソン 著
箕輪 成男 翻訳
出版同人 (1974年9月初版)
amazonで詳細を見る