清水 文吉 氏より (書籍「本は流れる~出版流通機構の成立史」より)
このページは、書籍「本は流れる~出版流通機構の成立史(清水 文吉 著)」から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・江戸時代初頭の本屋商人出現から江戸末期までの本屋の数は、三千数百軒と推定されているが、本屋を純粋の小売書店業に限ってみて、そのなかで創業者の家業を守り継ぎ、今日なお盛業中の老舗本屋は極めて少ない。
現在、山形市で三八〇坪の大型書店を営む八文字屋(社長五十嵐太右衛門氏)は、その数少ない老舗書店である。
・出版販売業界で「書店」「書房」の名称をもちいはじめたのは幕末からのようであり、明治以降、書店開業の店名づけに当って、普遍的に用いられるようになった。
●書籍「本は流れる~出版流通機構の成立史」より
清水 文吉 著
¥3,568(税込)
日本エディタースクール出版部 (1991年12月初版)
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