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国会図書館長の長尾真氏 「ネット情報も文化財のひとつ」
2007年4月、国立国会図書館の館長に初めて民間から採用されたのが長尾真氏です。前身は、京都大学の学長を1997年から6年間務め、教育界から異例の転身。専門は情報工学分野。
「インターネットが普及した今、ホームページの情報も文化財の一つ。収集するのは国の責務です。」と、就任以来、ホームページの情報収集に力を入れています。
ただ、書籍や雑誌と違ってネットの情報は自ら集めにいかないと収集できないものです。現在、許可を得て取得したホームページ数は約2,200。
国内で運営されているホームページは数10万といわれるうちの一部に過ぎないため、著作権上の許可を得ずに取得できるよう法改正の必要性を訴えているそうです。
国立国会図書館の標語は「知識は我らを豊かにする」。そのためホームページの情報も“知識”の一部とされています。
※国立国会図書館のサイトはコチラから
http://www.ndl.go.jp/