松田 哲夫 氏より　（書籍「これを読まずして、編集を語ることなかれ。」より）

このページは、書籍「これを読まずして、編集を語ることなかれ。（松田 哲夫 著）」から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。

・ある作家の熱烈な愛読者は、残念ながら編集者にはなれない。なぜなら、熱烈な愛読者というものは、いわば「恋は盲目」といった状態にあり、習作でも失敗作も断片でも、その作家の書いたものなら何でもありがたくなってしまうからだ。

・編集者は営業マンである。

・編集者がむきあう相手は物書きなので、編集者の気持ちを伝えるには、やはり手紙が一番有効だ。

・一冊の本が注目を惹き、読者に手にとってもらえるためには、その本を作っていく過程で、人びとをひきつける装置をしっかり仕掛けていかなければならない。

・定価の高い本を見たら、まず発行部数が少ないと思ったほうがいい。

・西武コミュニティカレッジではじまった「本の学校」での講義を聞いてもらうことにした。
　　　　　
　　　　　　　　　　　　　
●書籍「これを読まずして、編集を語ることなかれ。」より
松田 哲夫 著
￥2,200（本体）
径書房 (1995年10月初版)
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