福島 正伸 氏より (書籍「感動と共感のプレゼンテーション」より)
このページは、書籍「感動と共感のプレゼンテーション~10分間で経営資源を集める(福島 正伸 著)」から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・理屈で人を説得することはできません。
・共感によって行動する人々は、こちらの状況が悪くなるほど、より多くの支援をしてくださるようになります。
・共感者を見つけ出すためのポイントは、以下の三つです。
1 社会に価値と感動を提供する夢を持つこと
2 最高の価値を準備して、体験していただくこと
3 事業に取り組む自立の姿勢を見せること
・本当に他人に伝えたいのであれば、自分の伝え方そのものに問題があると考える必要があります。
・説得しようとするほど、共感できなくなる
・【難解のプレゼンテーション】 【共感のプレゼンテーション】
文字が多い 見てわかるもの
一枚あたりの情報が多い 一枚につき一情報
枚数が多い 枚数は最小限
専門用語が多い わかりやすい表現
内容が難解
・価値をどのように表現していいかわからない、という方は、次のようなことを検討してみてください。
○それがないことによって、どのような問題が起きているのか?
○その事業が成功することで、具体的にどのようなことが起きるのか?
○どのような課題が、いつまでにどのくらい解決するのか?
○どれだけの人が、それだけ幸せになれるのか?
・できない理由を伝えるほど、できない人だと思われてしまします。
・伝えようとするほど伝わらず、感動させようとするほど伝わる
・共感のプレゼンテーションを成功させるためには、まずその前提条件として、三つのポイントについて整理しておかなければなりません。
それらは、「明確な夢」「具体的な価値」「事業性」です。
・ビジョンの条件
社会性----ビジョンは、社会に貢献するものでなければならない
具体性----ビジョンは、具体的で、明確なものでなければならない
困難性----ビジョンは、簡単に達成できるものであってはならない
希少性----ビジョンは、その企業独自のものでなければならない
ポリシーの条件
貢献性----ビジョンは、社会や顧客のためのものでなければならない
絶対性----ビジョンは、常識よりも、社長よりも、利益よりも優先するものでなければならない
明確性----ビジョンは、誰にでもわかりやすく理解できるものでなければならない
普遍性----ビジョンは、すべての活動に反映され、毎日実践されるものでなければならない
・演出を考える時に大切なことは、できる限りお金をかけないということです。
・印象的に伝えるために、写真とBGMだけで伝えるという方法もあります。
・話し方の基本テクニック
1 うまくやるより、自分らしくやる
2 雰囲気をつくる
3 話を盛り上げていく
4 大きな声で、ゆっくり
5 語尾をはっきりと
6 観客の視線を自分に集める
7 判断を押しつけない
8 原稿は丸暗記
9 練習は、必ず声を出して
・話し方の応用テクニック
1 常識を否定する
2 ジョーク(冗談)を取り入れる
3 身ぶり手ぶりを大きくする
4 強調言葉を使う
5 専門用語には、短く解説を入れる
・価値を効果的に伝えるためにはどうしたらよいのでしょうか。
最も効果的な伝え方は、その価値をその場で体験していただくことです。
・自分が当然と思っていることを、相手はまったく知らないことがよくあります。
・うまくやるより、一所懸命にやる
・批判に感謝する
●書籍「感動と共感のプレゼンテーション~10分間で経営資源を集める」より
福島 正伸 著
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