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牟田 静香 氏より(書籍『人が集まる!行列ができる!講座、イベントの作り方』より)

このページは、書籍『人が集まる!行列ができる!講座、イベントの作り方(牟田 静香 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・講座に人を集めるポイントはたった二つです。
一つめはいろいろな人々が抱えている課題を分類しターゲットを徹底的に絞るといいうことと、二つめはそのターゲットの心に響くタイトルをつけることです。


・欲張ってたくさん入れてしまうと、「満足度」が低くなるだけです。「満足度」が低くなると、出席率が悪くなり、ひいては次期の講座につながらなくなります。


・タイトルに困ったら、ターゲットになる人たちに聞けばいいのです。


・「誰にでも来てほしい」は誰も来ない


・対象ターゲット別・参加しやすい曜日・時間など

【対象】子育て中の母親
【参加しやすい曜日・時間】
平日の午前。火・木・金が都合がよい。水曜日は幼稚園や小学校の早帰りの日のためNG。また子どもの体調にかなり左右されるため、気候が安定している初夏や秋が良い。
【回数・その他】
・居場所作り・仲間作りの観点から、2~3ヶ月の連続講座でもOK。
・大人同士の会話を欲しているため、話し合い中心の講座がよい。
・夫婦の悩みなどは近所の人やママ友とは話せない。知らない人同士が集まる「講座」のほうが話しやすい。
・話を聞くだけの講座なら4回程度が適当。ただし、そうした講義型でも30分はディスカッションの時間を設ける工夫が必要。


【対象】若い父親
【参加しやすい曜日・時間】
日曜の午前 子どもの夏休みの終わり(夏休みの終わりは何が何でも参加する傾向あり)
【回数・その他】
・仕事が忙しいため連続講座は厳しい面がある。
・連続講座であっても一回一回の参加でもよいことにするなど参加しやすい状況を作ることが必要。
・子どもと一緒であれば、参加する傾向にある。


【対象】男性
【参加しやすい曜日・時間】 働いている方が多いため土曜日・日曜日
【回数・その他】
・仕事の都合があるため、長期間の連続講座は避けたほうがよさそう。5回までが限度。
・料理はかなり関心あり。
・連続講座の場合は講義と料理を組み合わせ、楽しみの料理は後半にするなどの工夫が必要。


【対象】就業者
【参加しやすい曜日・時間】土曜日の午後またはノー残業デーの水曜日の夜
【回数・その他】
・仕事に役立つものであれば、連続講座も可能。しかし急に仕事が入り欠席せざるを得ないこともあるため、土日集中講座や隔週での開催がよい。


【対象】年配者
【参加しやすい曜日・時間】
平日の午前または午後
どちらかといえば午後のほうがよい。
季節の変わり目は体調を崩しやすいので避けたほうがよい。
【回数・その他】
・健康や自立、葬送などに関する実利的な内容は長い期間でもOK。
・定期的に行く場所であるということに喜びを見出している方が多いため、季節や天候に左右されない!
・居場所を求めているため、参加者同士のコミュニケーションの場を提供する演出が必要。
・ただし、男女とも出席する講義はジェンダーを再生産する危険性があり、運営側の配慮が必要。


【対象】DV講座
2003年は月1回、計4回平日の夜に開催・・・DV支援者の出席が多かった。
2004年は隔週で3回連続、平日の午前中に開催・・・専業主婦やDV被害者多数。ただし、当日欠席者がめだった。午前より午後のほうがよさそう。


・年齢差は男性も敏感


・男性を呼ぼうと思ったら、男性陣は「そば打ち」「料理の基本」「魚のさばき方」「プロの味」が好きで、ほんとうにこれで人が集まります。


・「ターゲットは誰ですか?ウリは何ですか?」
『お寺の本堂の40畳の畳の上でヨガ』


・ターゲットが読む雑誌の見出しをチェック


・書店はタイトル探しの宝石箱


・ターゲット層の会話をそっとチェック


・「教養」と「歴史上の有名人」、これが年配の方を集めるコツです。


・対象ターゲット別 心に響くタイトルのヒント

【対象】 全体
【タイトルのヒント】
「○○になる3つのコツ」「○○戦略」「○○する方法」
例:「『R25』」が活字離れ世代に支持される3つのヒミツ」
 「○○」にはターゲット層が苦手だと思い込んでいる内容やターゲット層が目指しているものを入れるとよい。
 「コミュニケーション上達講座」
 「アナウンサーが教えるスピーチ講座」


【対象】 若者 
【タイトルのヒント】
タイトルにカタカナを使うことで、硬い講座が軽くなります。
その軽さがココチヨイのです。
「ココロ」「キモチ」「ヨロコビ」「ココロオドル」
「ヒミツ」「カラダ」
「講座」という言葉そのものも硬いイメージがあり、あまり好まれない。
「○○セラピー」「コーチング」

【対象】 女性全般
【タイトルのヒント】
「自分の魅力を引き出す」「女を磨く」「ココロとカラダ」
「心理学」「ココロをくすぐる」「ココロを軽くする」
「自分の魅力に気づく」「ごほうび」「セルフカウンセリング」


【対象】 主婦
【タイトルのヒント】
「保育付き」が決めて!チラシで目立たせる。
「再就職」「パソコン」「時間・環境コントロール」
「家計ダイエット」「収納上手」
「論理的思考」「論理的文章」
「ギャクタイ」(漢字ではなくカタカナで思い言葉を軽くする)
「コミュニケーション」


【対象】 年配者
【タイトルのヒント】
「自立」「教養」「健康」「自分史」「紫式部」「北条政子」
「源氏物語」「理想の死に方」
カタカナはあまり好まれない。
注意:「ワークショップ」という言葉はまったく受けない。


【対象】 団塊世代の男性
【タイトルのヒント】
「気軽に自然に新仲間づくり」「後半人生の楽しみ方」
「定年後にもう一つの生き方」「人生再設計のススメ」
「力を抜いて生きようよ」


【対象】 私の個人的メモから抜粋(いつかタイトルに使うかも)
【タイトルのヒント】
「誰かを充実させる仕事」「生涯現役」「その一言を伝えるコミュニケーション術」「自分らしく生きる条件」「働き方のヒント」
「自分の人生をプロデュース」「自分を伸ばす○○」「がんばらなくても大丈夫」「凹まない」「プチうつ気分とのつきあい方」
「凹んでも立ち直る方法」「ズルイほど・・・・・・」「あふれるほどの・・・・・・」「しびれるほど・・・・・・」「幸せのカタチ」
「自分の好きなように暮らしたい」「誰かを笑顔にする仕事」「そんな時もあるさ」「○○する5秒前」「思いをカタチに変える」
「ハッピーセオリー」「大人の○○」


・手に取ってもらえるチラシ作成のポイントをまとめておきます。

●タイトルは上から三分の一の部分が勝負
●必ず縦型のデザインにする
●イラストはできるだけ入れる
●チラシのあらゆるところを読ませる工夫を


・チラシに必要なもの
①タイトル(中身のわかるもの)
②講座の日程
③講座開催場所
④申し込み方法


・年配の女性は圧倒的に電話で申し込まれます。若い人は携帯メールです。そして、男性はファックスで申し込み方が多いです。ですから、ターゲットが好む申し込みツールを大きく書いておくといいのです。


・「○○センターで先生のお話を伺って、すごくよかったので大田区の皆さんにもぜひ先生のお話を聞かせたい。でも、二万五〇〇〇円しか払えません。それでも来ていただけないでしょうか」と熱を込めて話すのです。


・四月、五月は講座のねらい目


・アンケートに「普通」はいらない

             
●書籍『人が集まる!行列ができる!講座、イベントの作り方』より
牟田 静香 著
講談社 (2007年4月初版)
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