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FAX DMの反響を 2倍にする原稿とは
突然ですが、どちらのFAX DM原稿が反響高いでしょうか?
続いて、2つ目の原稿です。
効果が高いのはどちらのFAX DM原稿でしょうか?上の白抜きタイトルの原稿?それとも、下のシンプルの原稿のほうでしょうか。
実は、下のシンプルの原稿のほうが、効果が高いのです。約2倍の差がでます。なぜ、シンプルのFAX DM原稿のが効果が高いのか?その理由をご説明いたします。
過去、大量に届いているFAXを書店に飛び込みでもらい数百枚集めました。2ヶ月に渡って集めましたので相当の量を見ることができました。
そんな、FAX DM原稿を見て行くとある共通点が見えました。それは、白抜きを使っている原稿が圧倒的に多いということ。
FAXは、白黒ですから、当然目立たせるようと送る手側は考えます。そこで、白抜きを使った原稿を作成します。多くの方も同じように考えます。
そこに落とし穴があります。
目立たせたいと思ってつくったFAX DM原稿。実は、受信側から見ると、ひとめでDMとわかるものになってしまっています。つまり、目立たせようと思ってつくった原稿が、実は、効果を下げる結果になっているのです。
また、FAXDM原稿を作成すると、よく陥る点があります。それは、「読まれている」という前提で原稿を作ることです。
残念ながら、書店員がFAXを見たときに、最初にやることは何か?それは、捨てるか?、捨てないか?です。つまり、「DM」と「業務連絡」のFAXを見分ける作業をしているのです。違った事例でご説明すると、あなたの家に届く郵送のDMを思い出していただければいいかと思います。
これも、「親書」と「DM」で自然と分けていませんか?つまり、封筒に何も書かれていないものと商品の写真や売り文句がたくさん入っているDMとで自然に分けているかと考えます。
例えば、封筒が非常にシンプルで表示や裏に何も写真や売り文句を書いていなくて、一言「請求書」や「見積書」と書いてあるものです。またもう一方は、封筒にその商品の写真や商品名が大きく出ているものです。
この場合、封筒を見て明らかに商品やサービスのDMだとわかったら、時間がないときには封も開けずに捨てたりしないでしょうか。
では、「捨てられるFAX」と、「読まれるFAX」の違いは何か?それは、「DM」か「業務連絡」かです。要は、目立つように白抜きで使った原稿は、すぐにDMと判断され、見出しや本のタイトルだけを見て注文したいと思わなければ、すぐに捨てられます。
効果の高い原稿には、日頃あなたが使う「FAX送付状」の雛形に沿って作成しています。この形式だと、「業務連絡」のように見え「読まれるFAX」となるのです。効果の高い原稿ほど、シンプルです。
FAX DMの反響を 2倍にする原稿とは
“日頃使う「FAX送付状」の雛形に沿って作成することです”。
そして、FAX DM原稿を作成するにあたり、先ず最初に取り組むことは、最低限書かなくてはいけないことから書くことです。つまり、注文欄、返信先FAX番号、電話番号、著者略歴、本の表紙などです。つまり、作成するにあたり欠かせないものから埋めていくということです。
また、大切なことなので今一度ご説明いたしますが、FAX DMで効果を上げたいのであれば、目立たせようと思って使う白抜きや、太枠、太字、罫線、2重線、ビックリマークの多用は注意が必要です。特に、白抜きはないほうが効果的です。
太字や罫線を使うようであれば、受け取る書店員にとって本当の欲しい情報の箇所のみに使うことです。他にも使う場合は、メリハリをつけるためにせいぜい2、3箇所に留めることをオススメいたします。