馬渡 晃氏、馬渡 あかね 氏より(書籍『食ニュースのウソ・ホント』より)
このページは、書籍『食ニュースのウソ・ホント(馬渡 晃 著、馬渡 あかね 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・「里帰りウナギ)とは、日本で育てたウナギの幼魚を、海外に一度輸出して、一定期間を生育させた後に日本の逆輸入したウナギのことです。海外の生育期間よりも、国内の生育期間が一日でも長ければ国産と表示できることができます。これ自体は違法ではありません。。
・世界最古の会社は、日本にあります。飛鳥時代に創業した「金剛組」です。実に、1500年近い歴史を誇る老舗企業です。
※参考株式会社金剛組のサイトはコチラから
「金剛組」とは、社寺建築の設計・施工・文化財建造物の復元、修理等を特技とする。※「金剛組」会社概要より抜粋
・ゼロカロリー表示は、ゼロと言いながら、カロリー5%未満であればゼロカロリーと表示できます。
・日本経済新聞が行った「こんな機能の付いた商品が欲しい」というアンケート結果で、「食品の品質期限を表示してくれる冷蔵庫」というのがありました。確かにそんな冷蔵庫があったら便利ですね。
・コンビニが日本中にあふれ、ファミリーレストランは24時間いつでも温かい料理を提供してくれます。特別な日には、家族揃って外で外食をすることが普通になりました。「食べる」ことに苦労する人はほとんどいなくなり、食生活をもって「楽しく」「楽する」ことを追求します。
・国立社会保障・人口問題研究所によると、2020年には、夫婦と子供のいる家族は減少し、単身世帯が一番多くなると予測されています。また、「夫婦のみ」と「ひとり親と子」の2人家族の合計が夫婦と子供のいる家族を追い抜いてしまいます。
・20代の若者について、興味深い調査結果があります。日経流通新聞が2007年、2008年に行った意識調査です。それによると、今の20代は、伝統的な和風文化が好きで、ブランドに興味がなく、特別な日も普段着でお金をかけることなく、日々貯蓄に励む傾向が強いそうです。
●書籍『食ニュースのウソ・ホント』より
馬渡 晃 著
馬渡 あかね 著
日経BP社 (2008年12月初版)
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