さかなクン 氏より(DVD『情熱大陸×米村でんじろう・さかなクン』より)
DVD『情熱大陸×米村でんじろう・さかなクン』を見て感じたこと。それは、さかなクンが本当に好きなことをやっているということでした。
好きなことだけに専門家や漁師、教授という権威ある人でもさかなクンの虜になってしまいます。そんなさかなクンですが、以前は未来を描かずにいたこともあったとのこと。そんな生き方や考え方、人との付き合い方をDVD『情熱大陸×米村でんじろう・さかなクン』より学んでみたいと思います。
----- DVD『情熱大陸×米村でんじろう・さかなクン』より -------------------------
・身近な魚の面白さや素晴らしさをもっと知って欲しいというのがさかなクンの願い
・鱈(たら)
鱈のお腹はでっぷりと膨らんでいる。そのお腹から鱈腹(たらふく)という言葉が生まれたと言われています。
・お魚ライフ・コーディネーターの仕事を一言で表現すると?
インタープリター。
インタープリターとは、専門家の先生方が非常に専門的なご研究をされていますよね。そういったことを小さなお子様に表現されるときってすごい難しいじゃないですか。そこを噛み砕いて小さなお子様にも、興味のない方にもわかりやすく表現させていただく仕事のことです。
※補足:インタープリター(interpreter)とは、自然と人との「仲介」となって自然解説を行う人物を指す単語。(2009年9月15日のウィキペディアより)
・図鑑を書いている大本の大先生に、直接、今聞くのが一番の最新情報だと思いますので、それで、ダイレクトに聞いちゃいます。インターネットは全然使わない。
・(魚を)料理する前には、イラストとデータを残す。※データとは、胴回りや鼻と鼻の間の寸法など)。そして、最後に残った皮も標本にする。
・(子どもの頃は)絵を書くことが大好きな子どもだった。
・子どもの頃に学校の先生にプロの絵描きの先生に習うことを勧められた。そうしたら、うちの母親は「先生の絵になってしまうから、うちの子は書きたいように今のままでいいんです」と言った。
・高校3年生のとき、テレビ東京「TVチャンピオン全国魚通選手権」に出た。前人未踏の5連覇を達成した。だが、それからしばらく彼は自分の未来を描けずにいた。お魚が好きな一環として魚の魅力を絵で表現できたらなと考えた。絵の才能と魚の知識を活かし、タレントとして活動してはどうかと。
・人が見ない角度からものを見ることも。人が気づかない色を感じとることも表現者には必須の作業だ。
・魚類学 中坊徹次 教授
漁師さんたちに見たり聞いたりしたこと、わからないことをぶつけてほしいと思っています。その中に貴重な学問的シーズ(種)があるかもしれない。小さな子どもさんたちに彼の持っている知識を、どんどん伝えてもらうと、しかも、彼が好きですから熱が伝わっていくんですね。まさに最適の語り部です。
・商品価値がほとんどなくて捨てられてしまうようなお魚を見るとですね、すごく愛おしい姿、形、顔をしているんですね。なんでこんなに粗末に扱われちゃうだろうなと思う。
・小学生の卒業文集に書いた「将来の夢」
水産大学の先生になること。研究したことをいろいろみんなに伝えてあげたいからです。
・一期一会。一魚一会。
・「フィッシュハウス」千葉県のさかなクンのおうちにある。
●DVD『情熱大陸×米村でんじろう・さかなクン』より
出演:米村でんじろう、さかなクン
DVD発売日: 2009年1月23日
放送日:2008年4月6日
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