長岡 義幸 氏(書籍『出版時評ながおかの意見1994‐200』より)
このページは、書籍『出版時評ながおかの意見1994‐200(長岡 義幸 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・公取委の「書籍・雑誌の流通実態等に関する調査報告書」(一九九五年七月発表)
・出版社は上位三社(講談社、小学館、集英社)で二五.八パーセントのシェアを占め、上位二十五社では五割を超える。残り五割の市場を約四千社がわけあうという構図だ。
・公正取引委員会が権力的に再販制(「定価」販売制度)を廃止しようとしている図式
・出版社の商品の四割近くがいわば非再販ルートで販売されているのだ。
・生協 組合員は「定価」の一割引前後の価格で購入できるのが通例。
・出版業界内では、取次は事前に内容を判断できない、判断しないというコンセンサスになっていたから、驚愕の“事実”が露になった。
・出版業界では原稿依頼時に編集者から原稿料を明示しないのが慣行らしい。
・(出版ネッツ)が刊行した『これが出版フリーランス その条件・厳しさ・面白さ』
●書籍『出版時評ながおかの意見1994‐2002』より
長岡 義幸 著
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