雑誌『週刊東洋経済 2009年8月29日特大号』
このページは、雑誌『週刊東洋経済 2009年8月29日特大号 特集名:アマゾンの正体 知られざる出版革命』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・ワシントン州のシアトルは1年のうち230日近くが曇っている北西部の大都市で、「本好きが多い街」としても有名だ。
・(※アマゾンは)去年7月からは短期業務向けの人材マッチング事業にも乗り出した。
・一方で、アマゾンはハードからサービスまでを扱う、IT企業の顔も持っている。
・エレベーターにもホワイトボード。ここも議論の場だ。
・米国の書籍マーケットは240億ドルといわれる
・日本での年商は2008年12月期で約2000億円にもなる(全売り上げ1.8兆円の10%以上が日本というのが公式説明)。アマゾンの海外売り上げセグメントから類推するとそのうち6割、1200億円以上が書籍、CD、DVDなどのメディア商品だ。国内最大の書店チェーン、紀伊國屋書店(08年8月期売り上げ1198億円)匹敵する規模である。
・アマゾンは検索して探すにはいいが、書店でそぞろ歩きをして探す楽しみは全く別物。
※アマゾンジャパン バイスプレジデントメディア事業部門長(書籍等担当)渡部一文氏
・アマゾンでは新しい市場を開拓したのであって、リアルの書店のビジネスを食っているわけでない。
※アマゾンジャパン バイスプレジデントメディア事業部門長(書籍等担当)渡部一文氏
・特に伸びている出版社には四つの秘訣がある。「積極的なプロモーション」「在庫確保での協力」「新刊予約の早期化」「詳細ページの充実」だ。
※アマゾンジャパン バイスプレジデントメディア事業部門長(書籍等担当)渡部一文氏
・当社はミッションステートメントとして「地球上で最も豊富な品ぞろえをする」と「地球上で最も顧客を大切にする会社」の二つを掲げています。
・販売者が支払う手数料は、メディア商品では販売価格の15%、エレクトロニクス商品では販売価格の10%です。
・雑誌を買うなら楽天ブックスのほうが品ぞろえは豊富
街の書店の魅力はセレンディピティ。
※「あの人のアマゾン論、本田直之氏より
・(※楽天ブックスは)女性ユーザーが多く実用書など独自の売れ筋
・(※各ネット書店の利用者数)
【利用者数(千人)】
アマゾン 15,482
楽天ブックス 3,438
セブンアンドワイ 2,099
ビーケーワン 1,131
e-hon 576
紀伊國屋書店bookweb 534
ライブドアブックス 337
ブックサービス 121
【総利用時間(千分)】
アマゾン 220,600
楽天ブックス 14,110
セブンアンドワイ 8,410
ビーケーワン 3,687
e-hon 1,714
紀伊國屋書店bookweb 1,665
ライブドアブックス 339
ブックサービス 199
●雑誌『週刊東洋経済 2009年8月29日特大号』より
特集名:アマゾンの正体 知られざる出版革命
※東洋経済のサイトより『2009年8月29日特大号』の詳細を見る