奥平 恵 氏(セミナー『出版への最短距離を目指す!』より)
このページは、セミナー『出版への最短距離を目指す!』よりから、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・前と比べると机の前に座っている編集者が多くなった
・POSデータで売れているのを見て企画を立て本を作る人が多い。また、ネットばかり見ている。
・売れる企画ではなく、売れた企画を追いかける人が増えた。つまり、「売れるかも」というプロセスがない。
・本物のビジネス書編集者は後追い企画が嫌い。
・企画の持込でツテがない人は事前に電話をして打診すること
・決算書の関連は切り口次第で売れる。この市場は落ちない。会社がある限り売れるもの。「モチベーションマネージメント」というキーワードも落ちない。
・タイトルの中に目新しいキーワードがあるか
・企画書の必須項目
1、仮タイトル
2、サブタイトル
3、著者案
4、ジャンル
5、企画趣旨。詳細に書くこと。但し、全部が1枚に収まるように。3~4行程度が目安。
6、判型
7、価格
8、印税条件
9、読者ターゲット
10、主な構成案(章見出し程度。詳細や目次は別紙で)
11、類書と差別化
12、著者略歴
13、営業促進案
・「○○部までは印税は要りませんので、その分、広告を出していただければ・・・・・・」というトークは有効でありがたいです。
・出版社への企画書持込の4つのパターン
1、ツテなし持込 かつ、数社同時持込
2、ツテなし持込 かつ、1社集中
3、ツテはないけど、事前に電話してくる人
4、ツテあり持込
・企画書の作成はパワーポイントは×。ワードで十分。つまり、余計なデコレーションが売り込みを強くする。
・印税は実売印税が多い。発行部数印税は少ない。
・初版は5~6千部。
・年に5、6点は10万部超を出さないとやっていけない
・日経新聞の半五段広告の3分の1位のスペースで50万円位出してくれれば出稿してあげる
・げいろうが大切
・目の前の一人に向って書くこと
●セミナー『出版への最短距離を目指す!』より
講師:奥平 恵氏(2009年3月まで中経出版の元編集長
開催日:2009年10月16日(金)15:00~17:45
主催:「経営堂」運営会社/株式会社コンサルジェント 担当:樋笠氏
※「経営堂」のサイトはコチラから