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FAX DM原稿で、どんな文字を選ぶと良いのか(フォントの選択法)
eパートナーでよく使う文字(フォント)は以下です。
1、HGP創英角ゴシックUB
2、MS Pゴシック
3、MS P明朝
4、手書き
実際に、この中で1枚のFAX DM原稿に使う文字(フォント)は、
2種類か3種類までと決めています。どのように使い分けるかというと、一番目立たせたい部分は、HGP創英角ゴシックUBや手書きを使っています。
特に、配慮したいことは強調したい箇所が3つ以上にならないよう心がけています。理由は、目立たせたい思って選んだ文字(フォント)が多くあると、FAX DMを受け取る書店から見るとゴチャゴチャした原稿になり、結局は何が言いたいか理解できない見づらいFAX DM原稿になるからです。
要するに、パッと見た数秒で判断できるもののみを目立たせるようにしています。また、FAX DMで良い反響につなげるために配慮する要素は、本を注文する理由になっているか、注文を後押しできるものなっているかの2点です。これらの要素のことだけを目立つように、HGP創英角ゴシックUBや手書きの文字(フォント)を使っています。
とりわけ、自分が言いたいことと受信側が知りたいことは違うこと多いので客観的な視点が必要になります。
また、全体的な文章を構成する文字(フォント)は、MS PゴシックかMS P明朝のどちらかに統一するようにしています。なお補足ですが、MSとはマイクロソフトの略です。
各文字の特徴を簡単にご紹介いたします。
明朝体の特徴
明朝体の漢字の文字は“縦”の線が太く、逆に“横”の線が細いのが特徴です。線の始点や終点に小さな三角形がついているのも明朝体ならではです。
また、少し堅く形式ばったイメージになります。FAX DMの場合、小さいフォントサイズにすると、横の線が細いですからFAXで受信すると文字が切れる可能性が出ます。つまり、文字がかすれて読めなくなることがあるということです。
ですので、明朝体を使う場合は、最低でも11ポイント以上のサイズを使うことをオススメしています。
ゴシック体の特徴
明朝体と違い、縦と横が同じ太さで構成されています。明朝体と比べてもハッキリとした書体でビジネスで使われることが多い文字です。
FAX DM原稿で使う際には、ハッキリとした文字(フォント)なだけにゴチャゴチャしたイメージになることもあります。よって、明朝体の時と同様、小さいサイズを避けると良いです。具体的には、11ポイント以上です。また、文章量がある程度まとまった時にも気をつけたいです。
「HGP創英角ゴシックUB」の特徴は、最初に目に飛び込んでくる文字でプレゼン資料に多く使われています。文字の線が太いだけに、小さいサイズでの利用には配慮が必要です。FAX DMの場合、相手にFAXが届くと潰れる可能性があるからです。最低でも16ポイント以上のサイズを使うことをオススメしています。
それから、手書きは「読みやすいこと」が大前提です。見づらいのは読まれない原因になるからです。
各文字(フォント)、字体の違いを見る