野呂 エイシロウ 氏(書籍『テレビで売り上げ100倍にする私の方法』より)
このページは、書籍『テレビで売り上げ100倍にする私の方法(野呂 エイシロウ 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・「宣伝」はガソリンなどの燃料を大量に使いながらエンジンで爆走する「モーターボード」。そして、「PR」は時代の風を掴んで進む「ヨット」のようなものです。
・大手広告代理店に連絡して媒体資料を取り寄せれば、すぐに媒体の広告費用の詳細が出てきますが、参考までに目安をお教えしましょう。
○朝の番組の場合
某全国ネット番組は、15秒で約200万円
○昼の番組の場合
某全国ネット番組は、15秒で約500万円
○夕方の番組の場合
某十数局ネット番組は、15秒で約200万円
○夜の番組場合
某全国ネット番組は、15秒で約500万円
・テレビは何でも「一番」が好き
・日本で2番目に高い山はどこか、ご存知ですか?山梨県にある「北岳」で標高3193メートル。
・取材ディレクターが取材したくなる言葉!
「節約」
「激安」
「どこよりも安い!」
「奥様大喜び!」
「家計を助けるのに一役買います!」
「不景気を吹き飛ばせ!」
「なんと●円も節約!」
「年間●円も節約!」
「主婦の味方!」
・・・・・・など、すべてお金、節約に関するものです。夕方のニュースの特集コーナーをご覧下さい。それも、いかにお得かということを表現しています。そう、「視聴者の役に立つ情報」でなければならないのです。(中略)その他にも
取材したくなる言葉がいくつかあるのでご紹介しておきましょう。
「時間の節約技」
「料理を楽しくする超便利裏技」
「お掃除を楽にする技」などです。
・不景気のときは、このキーワードしかない(中略)
「不景気に強い企業」というキーワードです。
・「企業」という言葉のほうが食いつきいいのです。(※「会社」という使うより)
・情報番組は司会者の趣味をチェックしよう(中略)
リリースに「司会者の○○さんが好きな△△を使ったものです!」と書いてあるだけで、ちょっとスタッフのテンションは上がります。というのも、スタッフは、司会者に内容のプレゼンテーションしなければなりません。そんなときに「今日は、○○さんの好きなものですよ!」「趣味に関係するものですよ」と言えるだけで、気が楽なのです。
・僕がクライアントに勧めたユニークな手法の一つに、取り上げてほしい番組をテレビの前で見ながらプレスリリースを書くと採用率がぐっと上がるというのがあります。
・全体的に、日本テレビの番組は面白いものが望まれる傾向があります。
・「はなまるマーケット」は実用的なものが望まれます。全体的にそうなのですが、局の傾向としてTBSは、まじめで実用的なグッズが重要視され、視聴者の役に立つものが望まれる傾向があります。
・フジテレビの「めざましテレビ」「とくダネ!」は、派手なものが好まれる傾向があります。
・テレビ東京は「ビジネス的」なものが多いです。直接的に役に立つというよりも、世の中を変えられるとか、売り上げに貢献できるとか、その業界に変化をもたらすものが望ましいと思っています。
・大きな封筒で送ると、確実に読んでもらえます。
・僕はリサーチャーにもアプローチすることをお薦めします。では、リサーチャーやリサーチ会社をどのようにして探せばよいのでしょうか?簡単です。ネットの検索サイトで「リサーチ会社」「テレビ番組」と打てばいいのです。(中略)リサーチ会社を探す方法は他にもあります。それは、番組のエンドロールです。エンドロールとは、番組の最後にスタッフ名が流れてくる文字のことです。
●書籍『テレビで売り上げ100倍にする私の方法』より
野呂 エイシロウ 著
講談社 (2009年7月初版)
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