出版月報『ビジネス書市場の大研究』より
このページは、出版月報『ビジネス書市場の大研究(出版科学研究所 刊)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・実務書から自己啓発書へ拡大
新刊点数は5,500点に
・かつてのビジネス書は、ビジネス書専業出版社から刊行される専門書であった。書店に新刊が搬入されれば、タイトルを見ずとも出版社名でビジネス書売り場へと振り分けることができた、とも聞く。
・08年に刊行されたビジネス書は5,453点、内訳が、単行本が4,970点(91.1%)、新書が280点(5.1%、全てノンフィクション系新書)、文庫が203点(3.7%)であった。
・今売れている自己啓発系ビジネス書は、これまであまり本を読まなかった層に受け入られ、部数を伸ばしたのでしょう。このような人たちに共通するのは、「ダメな自分を変えたい、人生を変えたい」という、一種のコンプレックスの克服意識です。そのためフォレスト出版では、オビにネガティブな言葉は決して使いません。※フォレスト出版 取締役 編集部長 長倉顕太氏)
・マンガでわかる専門書
民主党関連書好調な売れ行き
●出版月報『ビジネス書市場の大研究』より
2009年9月号
発行:社団法人全国出版協会 出版科学研究所
詳細・購入は以下ウェブサイトから
http://www.ajpea.or.jp/