植条 則夫 氏(書籍『公共広告は社会を変える』より)
このページは、書籍『公共広告は社会を変える(植条 則夫 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・広告は、人間によって発明された最も近代的な速効力ある伝達と説得のための手段である。
・日本ACのキャンペーンテーマは、おおむね次のように分類することができよう。
1.公共心問題(マナー、人間愛・・・)
2.環境問題(公害防止、騒音、ゴミ、自然保護)
3.資源問題(エネルギー、水、食糧、省資源、リサイクリング…)
4.福祉問題(児童、老人、障害者、献血、ボランティア活動・・・)
5.教育問題(しつけ、いじめ防止、自殺防止、親子の対話、非行防止、いのちの大切さ・・・)
6.国際問題(留学生、理解、交流・・・)
7.交通問題(スピード違反、違法駐車・・・)
8.その他
・ひとさし指1本でできる「ボランティア」もあります。
(※車椅子の方にエレベーターを開けてあげること)
・カラダより、命がやせていく。
(※首にメジャーを巻いている写真で覚せい剤をテーマにした新聞広告)
・人間が創った『悲しい新種』。
(※貝に入っているヤドカリではなくゴミに入ったヤドカリの写真)
・予防は教育である
(※米国赤十字社)
・アメリカACのテーマにみる6つのジャンル
①「地域社会の救済と改善」
②「教育」
③「経済問題」
④「健康・予防・社会福祉」
⑤「環境」
⑥「公共の安全」
●書籍『公共広告は社会を変える~日米ACの歩みと全貌』より
植条 則夫 著
電通 (2001年1月初版)
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