大隈 秀夫 氏(書籍『文章の実習』より)
このページは、書籍『文章の実習(大隈 秀夫 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・人間の記憶ほどあてにならないものはない。大宅(※壮一)は自分の知識を再確認するために資料室をもっていたといってよい。
・つねに辞書をそばにおいておくこと
・大宅(※壮一)の口癖は「頭の悪いやつほどむずかしい文章を書く。反対に頭のいいやつは、わかりやすい文章を書くものだ。頭のいいやつは、自分の頭のなかで、ものごとをフルイにかけ、ろ過するからである」
・ひとりよがりの文章を書かないこと
・センテンスを短く区切ること
・改行のない文章は困りものだが、改行の多すぎる文章は、全体が軽くなるばかりか、段落のない文章と同じようなものになる。
・接続詞は控え目に使うこと
※「しかし」とか「また」、「とはいいながら」
・名文家といわれる人たちは、一つのことばをめぐって、いくつもののいい換えをもっている。
・自分でノートに書き写して、はじめてその文章のよさがわかるというものです
・人物論を書く場合、いちばんよいのは、七賞めて、三けなすことだ。
・大宅(※壮一)、よく「仕事に直接関係のない本を読め」といった。
●書籍『文章の実習』より
大隈 秀夫 著
日本エディタースクール出版部 (1975年5月初版)
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