雲田 康夫 氏(書籍『売れないモノは俺に任せろ!』より)
このページは、書籍『売れないモノは俺に任せろ!( 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・アメリカにおける日本食ブームの仕掛け人でもある。(※金井紀年氏のこと)
・豆腐を買ってくれる人は健康志向が強いだろうと考え、スポーツイベントにはほかにも数多く参加した。
・豆腐はアメリカ人の感覚だと野菜なのである。大豆から作られているので、野菜。
・アメリカの通信販売では、「3~6週間以内でのお届け」が常識だ。
・お客さんを営業マンにする方法を考えろ(中略)
(※豆腐のレシピブックを)欲しいという人は、郵送で送ることにした。そこで、私はあることを思いついた。リシピブックを送るときに、10ドルを添えて、あるお願いをしたのだ。それは------「地元の○○スーパーに行って、Mori-Nu Tofuが置いていないようだったら、お店に置くように頼んでください」というものである。(中略)
お客さんが何もしなかったら、どうする?そう思われる読者の方が多いかもしれない。ここが不思議なところで、こちらが勝手にお金を出して同封してお願いしているにもかかわらず、約束は守ってくれる人がほとんだだった。
・アメリカは歴史に浅い国だけに、「伝統」に弱い。弱いというか憧れを持っている。ここに、つけ込む余地があった。拙い私の英語だったが、「豆腐は1500年以上の伝統がある日本の食べ物です」と説いて回った。
・アメリカ人は「褒められた=給料アップ」とストレートに考える。日本人の感覚とは、大きく違う。
・豆腐のルーツはミャンマーらしいということがわかった
・ミャンマーでは豆腐のことを「トーフ」と発音する。
・「アメリカでは大豆は家畜のエサである」→「豆腐は大豆から作られる」→「だから、アメリカ人は豆腐を食べない」→「アメリカでは豆腐は絶対に売れない」(中略)
「アメリカ人に絶対に豆腐を売る」→「そのためには何でもやる」→「宣伝費が出なければ、自分が広告塔になる」→「アメリカ人が好むなら、四角い豆腐にこだわらない」
●書籍『売れないモノは俺に任せろ! 』より
雲田 康夫 著
光文社 (2009年10月初版)
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