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出版業界の豆知識

[ 出版業界について ]

「ライター」には6パターンの職種が存在する

フリーライターやフリーランスと呼ばれて「書く」ことで生計を立ててる人がいます。書籍『なりたい!!ライター』によると、ライターといっても6つの職種に分かれているとしています。6つとは、1.総合週刊誌の専属ライター、2.雑誌ライター、3.無署名のブックライター、4.翻訳者、5.テクニカルライター、6.コピーライターです。詳細をご説明すると、
 

1、総合週刊誌の専属ライター

総合週刊誌の専属ライターは雑誌の中でも週刊で動くため厳しい面があるとしています。出版社系の専属ライターはあまり公募されることはなく、紹介で決まることが多くなっているそうです。


2、雑誌ライター

雑誌ライターは基本的に読者に近い年代の人が求まられる傾向にあるそうです。取材期間は週刊誌で3日間、月刊誌で10日間ほど。中には数ヶ月かけて取材するケースも。


3、無署名のブックライター

無署名のブックライターは2パターンあって、1つめは資料集めや取材に時間がかかるため、ひとりでこなせないため複数のライターで書く場合。2つめは、ゴーストライターです。タレントやスポーツ選手、企業経営者など書く時間がない人や書くことが苦手な人の代わりにインタビューや取材、資料集めをして書く場合です。


4、翻訳者

翻訳者は、文学やSF、詩、ファンタジーなどの分野が多く外国語ができるだけでなく、日本語のスキルも求められます。


5、テクニカルライター

テクニカルライターは、パソコンや電気製品などの使い方や解説、応用などを書く専門ライターのことです。次から次へ出る商品の知識を求められる仕事です。


6、コピーライター

コピーライターは、商品やサービスなどの商品概要を簡潔かつ消費者の立場にたった文章を書くことが求められます。そのため広告も一緒にやっている方が多いのも特徴です。企業が求めるものと消費者の欲しいものを一致させなくてはいけないため気を使う仕事になります。


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●書籍『なりたい!!ライター』より
大栄出版編集部 編集
大栄出版 (1999年7月初版)
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