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出版業界の豆知識

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一度書いたコンテンツの“収入”が更に増えるケース

一度書いたコンテンツの収入が更に増えるケースがあります。それは、「原稿料」と「印税」の2つから所得を得るときです。例えば、
 

「新聞」や「雑誌」に連載したものを、まとまった段階で単行本あるいは新書化、文庫化するケースです。具体例でいうと、日本経済新聞社の朝刊、文化面に掲載されている「私の履歴書」です。


この他にも、雑誌に連載していた作家の6編くらいまとまった段階で「短編集」として、単行本あるいは新書化、文庫化するケースも存在します。


この場合、雑誌の「原稿料」と単行本あるいは新書化、文庫化のした際の「印税」の2つをもらえることになります。ただ、連載のみでは本の分量が足りなかったり、情報が古すぎたりすることから、加筆したり、インタビューなどを加わえて刊行する例が多いです。


また、新聞や雑誌は息の短い商品ですから、出版社も人気のあった連載を書籍化することで、さらに売り上げを見込めるようになります。したがって、最初に書籍化することを前提に雑誌や新聞の連載を依頼することもあります。
 

※参考:印税と原稿料の違いとは
http://www.1book.co.jp/003469.html

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