小川 道明 氏(書籍『棚の思想』より)
このページは、書籍『棚の思想(小川 道明 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・東大・本郷の生協で、書籍購買のアンケート調査を実施した結果では、理工書・医学書はさすがに神田がトップであった。意外だったのは、法経・人文となると池袋での購買が一番多いという結果だった。
・ある地方都市でも、書店は一万人に一軒あれば良いから、新規出店は認めれないという理論で闘われたことを記憶している。
・活字離れという言葉がいわれて久しい。出版界の停滞の責任を転嫁する都合のよい言葉
・活字離れというが、離れるということは今まで活字に親しんでいたことを意味する
・日本の和紙が世界でももっとも保存にすぐれた品質を持っている
・人文科学書としては最近のヒットだが、珍しく企業広告が入っているのが注目される。
※『岩波現代産業情報 ’86』
●書籍『棚の思想』より
小川 道明 著
影書房 (1990年3月初版)
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