前野 隆司 氏(書籍『記憶』より)
このページは、書籍『記憶(前野 隆司 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・記憶にはどんなものがあるのか?
三つの記憶
●意味記憶
意味記憶とは、ものごとの意味を覚えるときの記憶だ。
●エピソード記憶
エピソード記憶は、頭の中の日記やアルバムだと思えばいい。
●非宣言的記憶
非宣言的記憶は、体で覚えているホームランの打ち方
・エピソード記憶がヒトの意識を創った
どれが進化的に古く、どれが新しいのだろうか。
古い順に、非宣言的記憶、意味記憶、エピソード記憶の順
・私たちは普段、色々なことを無意識にやっている
家のドアの鍵をかけるという動作
ガス栓を締めたかどうか
・経験を重ねると、既に様々な記憶を脳の中に蓄えているので、もはや新しい記憶をする必要が小さくなってくる。だから、記憶が苦手になってくる、ということだ。
・忘却は何のためにあるのか、(中略)答えは、いらないものは消去しているのだった。
・記憶は無意識化するためにある
●書籍『記憶 ~脳は「忘れる」ほど幸福になれる!』より
前野 隆司 著
ビジネス社 (2009年3月初版)
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