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山本 敏行 氏(書籍『iPhoneとツイッターで会社は儲かる』より)

このページは、書籍『iPhoneとツイッターで会社は儲かる(山本 敏行 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・ツイッターとブログは違うもの(中略)

ツイッターは今を気軽に共有できる反面、過去にさかのぼるのは苦手なツールです。一方で、ブログは140文字以内という制限がなく、写真や動画を入れたり、長文で書きたいことを好きなだけ書ける半面、自由度が高過ぎて初めて取り組む方には敷居が高いといえます。


・社長ブログよりも社長ツイッターの方が思考や行動、社内の状況が頻繁につぶやかれるため、さらに効果的です。


・全社導入してみて私が感じているのは、ツイッターは自分の心の声がつぶやかれることがほとんどであり、仕事のことはつぶやかれにくいということです。


・ツイッターを導入すると、社内のコミュニケーションが活性化されます。なぜなら、ツイッターには社員のふとした考えがつぶやかれ、社員が今何を考え、何を感じているかがツイッター上に投稿されるからです。


・月曜日になれば休日に面白いことをつぶやいていた社員に、出社するなりみんなから突っ込みが入るというのが日常化しています。


・イーシースタジオではコミュニケーションのレベル、つまり重要度や緊急度に応じてツールを使い分けるようにしています。

重要かつ緊急な内容 → 直接話す・電話する
※クレーム対応など

複数人でやり取りが発生する内容 → チャット
※メーリングリストの代用

目を通しておけばよい内容 → メール
※会議の議事録や日報など

レベルに当てはまらない → ツイッター
その他のコミィニケーション


・クラウド上のデータは本当に安全?(中略)
自社内の各パソコンのセキュリティ対策の状況やUSBメモリでデータを持ち歩くのと比較して、常に世界中のセキュリティ脅威と戦っていて、強固やセキュリティに守られているグーグル内にデータを保管する方が、安全かつ便利であるというのがグーグルの提唱するクラウド・コンピューティングでのデータ管理方法です。
データをお金に置き換えて考えると、自宅の中でタンス預金をするか、銀行にお金を預けるのとどちらが安全であるかは明白です。


・グーグル・ドキュメント(中略)
これらのドキュメント・ファイルはブラウザ上で利用することができる


・グーグル・アップスのクラウド上にデータを置くことのメリットは、いつでもどこでも最新のデータを引き出せ、複数人で共有できることですが、もう一つ大きなメリットとして、データをクラウド上に置いておけば、バックアップをグーグルが行ってくれるという点があります。


・グーグル・アップスはインターネットが切断されても利用できる、オフライン機能の提供も開始しており、新幹線の中でトンネルに入ってネットが切断されるような一時的な切断であれば、問題なく利用できます。


・大企業と中小企業、健常者と足の不自由な障害者、ビジネスマンと子持ちの主婦など、スキルさえあれば対等にビジネスができる、フラットな世界がインターネットなのです。


・インターネット(クライド・コンピューティング)を経営に活用すれば、「売上が上がる」「業務効率が上げる」「コミュニケーションが活性化する」の三つを低コストで実現することができるのです。


●書籍『iPhoneとツイッターで会社は儲かる』より
山本 敏行 著
毎日コミュニケーションズ (2010年2月初版)
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