魚谷 雅彦 氏(書籍『こころを動かすマーケティング』より)
このページは、書籍『こころを動かすマーケティング(魚谷 雅彦 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・全米に展開していったコカ・コーラが、ボトラー社として契約を結ぶ際に重視したのは、その土地土地の資本家をパートナーに選ぶことです。
・原点は人に喜んでもらうこと
・僕がスタッフに最も強調したのは、お客さまは誰なのか、ということでした。これこそマーケティングで最も大事なこと、それを忘れてはいけない。
・中堅のスタッフがポツリ。
「そういえば、最近は減ってきたけど、昔は営業の外回りから帰ってきたとき、“お疲れさま”って、若い女性社員がお茶とかコーヒーを出してくれて。あのときは、やすらげて、ホッとしましたよねぇ」
※ジョージアのCM原点
・戦略とは、何をやるか、だけではない。何をやらないか、を決めるのも戦略である
・誰に飲んでほしいのか、でネーミングに入れた一文字
パッケージとネーミングだけで、お客さまにコンセプトが伝わっていたのです。(中略)
最初の案は、こんな茶葉が入っています、こんな茶葉も入っています、という商品の魅力を伝えるものでした。
※「爽健美茶」
・ジョージアも「男性が最もうれしいのは何だ?」という究極の問いがヒントになりました
・成功体験が失敗を招く
・「Qoo」というのは、大人がビールを飲んだときに発する「クッー」という声のこと。キャッチコピーにもなった「子どもだってうまいんだもん」は、まさにビールを飲む親の姿を見ての、子どもの素直な印象を表しています。
・結局のところマーケティングとは、人の心を動かせるかどうか、に尽きると僕は思っています。
・広告やマーケティングは「費用」ではなく「投資」
・新商品の提案は、A4の紙一枚、説明は三分で
・無線でネットワーク化された自動販売機は、本部からの指示でコントールできるようにもなる。これが生かせるのは、地震などの万が一の災害時への対応です。j非常時には、いつでも自由に飲み物が取り出せ、地域住民の安心、安全にもつながるものになるのです。
●書籍『こころを動かすマーケティング~コカ・コーラのブランド価値はこうしてつくられる』より
魚谷 雅彦 著
ダイヤモンド社 (2009年8月初版)
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