鳥内 浩一 氏(書籍『逆説の仕事術』より)
このページは、書籍『逆説の仕事術(鳥内 浩一 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・あなたは、ビジネスをうまくいかせたいのか?それとも、自分の虚栄心を満たしたいだけなのか?
・最初は、市場の中でブランドの確立された人の商品を売る。その上で、自分オリジナルの「ひねり」を加えて顧客に提供していくことで、もともとはブランドに向けられていた信頼を、あなた自身に向けていくことができるのです。
・人生最大のリスクとは、リスクを取らないリスクだ
・あなたのビジネスを、より多くの人々に貢献する大きなプロジェクトにする方法は、大きく分けて三つあります。
一つ目は、あなたの商品を買ってくれる顧客に貢献するという視点(中略)
二つ目は、自分の商品の仕入れ先に貢献するという視点(中略)
三つ目の視点は、業界への貢献
・ビジネスを軌道に乗せる上で、最初に最も大切なことは、顧客台帳つまり顧客リストを集めることである。
・最初は無料でチケットを配りました。無料で配ってしまったら、それに価値を感じない人は次からわざわざ金を払って観に来ないのではという心配や批判もありましたが、実際はどうだったか?いったん楽しさや感動を味わった人は、次回からはお金を払ってでも来てくれるようになったのです。
・「So what? だから、何?」
・商品のベネフィットには二種類の軸があり、その二つの軸にそれぞれに、さらに二つのタイプがあります。
まず一つ目は、ベネフィットの強さという軸。この軸には、プラス方向のベネフィットとマイナス方向のベネフィットの2タイプが存在します。(中略)
もう一つの軸は、ベネフィットの質という軸です。ベネフィットの質にも機能的・物質的なものと感情的・情緒的なものの2タイプがあります。
・現在の新聞1部の情報量は中世の時代に生きた人の一生分に相当する量になるそうです。
※リチャード・ワーマン『理解の秘密』によると
・商品開発の基準やストーリー、バックグラウンドを顧客に提示してみよう。
・ライオンの洗剤「香りつづくトップ」
・「ニッチは儲けが少ない」という勘違い
・彼らが大学在学中や研修期間に学ぶことは、歯科の技術のみで、経営に関することはほとんどないそうです。したがって、開業して最初に悩むのが集客のことなのだそうです。
・「余裕のなさ」はニーズの深さ
・富裕層向けのSNSとしてYUCASEE(ゆかし)というネットワークがあります
※参考:http://yucasee.jp/
・自分の商品を売るという発想ではなく、顧客の購買のサポートをするという発想です。
・全部自力でやろうとすれば、大変な時間と金がかかりますが、他の人の力をうまく活用し、協力してもらうことによって、スピードを増したりコストを下げたりということが可能になります。
・ジョイントベンチャーを成立させるには
●相手にいかに楽にやってもらうか
●相手の本業をいかによくすることができるか
●相手が求めるニーズにいかに応えることができるか
・相手が組織であったとしても、あなたが相手にしているのは、組織などという無機質な存在ではなく、実際に息をして、食べ、悩み、考える一人の人間なのです。だからこそ、その「人」を徹底的に理解することが必要になるのです。
・例えば、子持ちの女性にファンデーションなどの化粧品を販売する場合、「化粧乗りがよくなりますよ」とメリットを訴求する方法もあります。でも、「以前ご購入されたお客様が、お子様の授業参観に行かれたとき、他のお子様から『××ちゃんのママ、きれい』と言われたそうで、とても喜んでいらっしゃいました」と言ったほうが、よりリアリティがあるのではないでしょうか。
・顧客に送るメッセージを、特定個人へのメッセージに変えよう!
・言葉ではなく、感情を書く。
・商品の欠点をあらかじめ認めたり、けなすところから入るのです。
・その限界を決めているのは、常にあなた自身
●書籍『逆説の仕事術~20の非常識があなたのビジネスを飛躍させる』より
鳥内 浩一 著
マガジンハウス (2009年7月初版)
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