書籍『スゴ編。カリスマ編集者から学ぶ7つの仕事力』より
このページは、書籍『スゴ編。カリスマ編集者から学ぶ7つの仕事力(編集者.jp 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・クロスメディア・パブリッシング、小早川幸一朗さんの代表作品
『超地域密着型マーケティングのススメ』
『とにかくすぐやる人の考え方・仕事のやり方』
『20代、お金と仕事について今こそ真剣に考えないとヤバイですよ!』
『営業マンのここが嫌い』
『営業マンは断ることを覚えなさい』
『株・投資信託、いま損を抱えている人の投資の処方箋』
・スカイライター、川辺秀美さんの代表作品
『厚生労働省崩壊』
『ウケる技術』
『カリスマ編集者の「読む技術」』
『22歳からの国語力』
・PHP研究所、太田智一さんの代表作品
『余計天国』
『ドアラのひみつ』
『ドアラのへや』
『つば九郎のおなか』
『投資ミサイル』
・ダイヤモンド社、寺田庸二さんの代表作品
『証券化のしくみ』
『光触媒のしくみ』
『効率が10倍アップする新・知的生産術』
『ザ・コピーライティング』
『専業主婦が年収1億のカリスマ大家さんに変わる方法』
『凡人が最強営業マンに変わる魔法のセールストーク』
『2時間で足が速くなる!』
『起きていることはすべて正しい』
『やればできる』
『朝30分の掃除から儲かる会社に変わる』
『カリスマ編集者から学ぶ20万部超マーケティングの秘密』
『手取り1655円が1850万円になった営業マンが明かす月収1万倍仕事術』
『10年後あなたの本棚に残るビジネス書100』
『研修女王の最強3分スピーチ』
『朝3分の声トレで、あなたの話し方が9割変わる!』
『子どもの成績は、お母さんの言葉で9割変わる!』
『1年で駅弁売上を5000万アップさせたパート主婦が明かす奇跡のサービス』
・ディスカバー・トゥエンティワン、千葉正幸さんの代表作品
『社会学がわかる事典』
『新自分を磨く方法』
『自分を磨く方法』
『「マジビジ」シリーズ』
『バルタザール・グラシアンの賢人の知恵』
『つながる力』
『働く理由』
『夢をかなえる人の手帳』
『夢をかなえる人の手帳術 最新版』
『「仕組み」仕事術』
『水はなんにも知らないよ』
『ツイッターでビジネスが変わる』
・ダイヤモンド社、加藤貞顕さんの代表作品
『コンピュータの気持ち』
『英語耳』
『僕がワイナリーをつくった理由』
『マイ・ドリーム』
『みんなの投資』
『投資信託にだまされるな!』
『なぜ投資のプロはサルに負けるのか?』
『スタバではグランデを買え!』
『鉄のバイエル』
・タコスタジオ、岡部敬史さんの代表作品
『日本の「食」は安すぎる』
『赤ちゃんを爆笑させる方法』
・PHP研究所、横田紀彦さんの代表作品
『すべては音楽から生まれる』
『ひらめきの導火線』
『本の読み方』
『女性の品格』
『親の品格』
・三笠書房、清水篤史さんの代表作品
『頭のいい説明「すぐできる」コツ』
『たった3秒のパソコン術』
『頭のいい質問「すぐできる」コツ』
『たった3秒のパソコン仕事術』
『働き方』
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●クロスメディア・パブリッシング
小早川幸一朗さん
・著者は自分の先生だけど、自分も著者にとっての先生である
・『営業マンは断ることを覚えなさい』での小早川さんの伝説を聞いた
※インタビューワー
●スカイライター
川辺秀美さん
・作家さんの発掘が得意とうかがいました。
※インタビューワー
・独立されてからの、『カリスマ編集者の「読む技術」』について
・------「読む」ということは編集者にとって基本でしょうか?
基本中の基本です。編集者になるんだったら月10冊では全然足りない。20冊くらい読まないとダメだと思うんですよね。僕の駆け出し時代は、ほとんど自腹で買ってそれくらいのペースで読んでいましたよ。
・------幅広くたくさん読む?
編集者になりたいんだったらそうですよね。そしてポイントは「自腹で」ということ。
●PHP研究所
太田智一さん
・------編集者に適正があるとしたら教えてください。
極めて個人的な見解ですが、必要な2つの柱があると思います。ひとつは、世間に対して俯瞰的な視点を持って流行と相対すること。2つ目は、流行とはまったく関係なく定点観測をすることです。
・この6、7年で時代が大きく動いて、ニッチがニッチではない「ニッチマス」の時代がきているのではないかと感じているのです。
●ダイヤモンド社
寺田庸二さん
・自分自身心がけでいるのは、一発屋で終わらないことです。僕が処女作著者プロデュースにこだわり、2003年12月から「処女作著者プロデュース連続重版記録」を更新中なのは、売れるセオリーをしっかり守りつつ、それに沿いつつズラす、ということを意識的にやっているからもしれません。
・愚直に続けることで、20万部超2作、10万部超6作、自前企画の生涯重版率8割超、処女作著者プロデュース9作連続重版、一般書籍12作連続重版の編集部記録を達成することができました。
・カリスマ編集者と学ぶ 20万部超マーケティングの秘密
土井英司・寺田庸二
エリエス・ブック・コンサルティング
http://eliesbook.co.jp/archives/150
●ディスカバー・トゥエンティワン
千葉正幸さん
・当時の日本実業出版社は、フォーマットの決まった入門書が中心でした。「イラスト図解○○のしくみ」「よくわかる××業界」のようなシリーズを作って、棚で長く売るという戦略で回していたわけです。
●ダイヤモンド社
加藤貞顕さん
・本の部数はその本がターゲットとする潜在顧客数の1%が最大
・僕は経費と自腹を合わせると、月に10万円分くらい本を買います。特に何かはまったときは、さらにそれが増えて、関連本をほとんど全部買って読んで、ネットで調べて、マニアの集まる会合に出たりします。そうやって調べていくと、「こういう本、読みたいけどないな」とか「これが知りたいのにどこにも出ていない」ということが見えてきます。
●タコスタジオ
岡部敬史さん
------ブログを評価される基準は何でしょうか?
一番大切だと考えているのは、自身の体験を伝えているかってことですね。ジャンルは何でもいいのですが、自分の考え、感じたこと、意見をしっかり述べているものは面白い。
・届けたいメッセージを売れるようにするのがプロの技
●PHP研究所
横田紀彦さん
------著者とうまく付き合う秘訣は何ですか?
基本的には著者にとって励みになるようなことを言うようにしてます。著者にモチベーションを高めてもらっていい原稿を書いてもらうのも編集者の仕事ですから。
------なぜ人の意見を聞くことが必要なのですか?
自分の読みたい本という視点だけでは、売れる本は作れないからです。ひとりよがりにならないように、常に人と自分の意見を共通するようにしています。
・クリエイティブティと言われるものは、手作業を通じてしか生まれない。
・私が買う本は売れていない本ばかりです
------新書を多く担当されていますよね。新書の特徴とは何ですか?
単行本と違うのは、まず見た目でいうと装丁の差がほぼないに等しいということです。特に同シリーズ内では著者名とタイトルが違うだけと言ってもいいでしょう。装丁で差がつかないとなると、帯が重要になってきます。
・売れている新書には興味深い傾向があります。ある分野の第一人者が、専門外のジャンルについて書いたものが大ベストセラーになっているのです。たとえば、400万部を超えた『バカの壁』(新潮新書)はコミュニケーション論と言っていいと思いますが、著者の養老孟司さんは解剖学者です。PHP新書のベストセラー『頭がいい人、悪い人の話し方』も、250万部の大ヒットだったわけですが、著者の樋口裕一さんは予備校の小論文の名物講師でした。古くは『「超」整理法』(中公新書)の野口悠紀雄さんは経済学者ですし、最近では『悩む力』(集英社新書)を書いた姜尚中 (カンサンジュン)さんの専門は政治学者ですが、新書の内容は人生論でした。
・テーマや切り口は、普段の著者とのやりとりから出てくることが多い
・東京で売れた本は、大阪でも売れるし福岡でも売れています。逆に、東京で売れない本は、全国どこでも売れていません。
●三笠書房
清水篤史さん
・売りたいものは売れない。買いたいものが売れる
・「読んですぐ理解できる」というのは当たり前です。さらに「すぐにできる」というのがポイントになる。
・こだわりを捨てるこだわり
・一般的に2色刷りの場合、見やすく、やわらかい印象になるという理由から、マゼンタ(赤)など、暖色系を使うことが多いんです。
※『たった3秒のパソコン術』中山真敬著から、シアン(青)を使いたいと要望を受けて朝令暮改した。
●書籍『スゴ編。カリスマ編集者から学ぶ7つの仕事力』より
編集者.jp 著
美術出版社 (2010年4月初版)
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