書籍『プロ直伝 笑いの技術』(浅井企画放送作家セミナー著)より
このページは、書籍『プロ直伝 笑いの技術(浅井企画放送作家セミナー 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・ふくよかな人に向かって『デブ』というんじゃなくて、『お風呂のお湯が半分ですんでいいいですね』っていい換えるだけで響きが違うでしょう
・笑いには八つの基本構造がある
笑いの分類① 無知
EXAMPLE
天野「ウトちゃん、毎日新聞ちゃんと読んでる?」
ウド「バカにしないでくださいよ!新聞なんて子どもの頃に全部読み終わりましたよ!」
天野「毎日出てんだよ!」
笑いの分類② 勘違い
GOOD
上司「最近話題になっている汚職事件、あれ、うちの会社にもあるらしいのよ」
部下「ええっ!どこにですか?」
上司「ここだけの話、営業部だよ」
部下「え~、ズルい。うちの部にも回してもらいましょうよ。……で、それって。中華っですか?和食ですか?もしかして洋食?」
上司「…ん?何を言っているんだ?」
部下「何をって、お食事券ですよね。いくら分食べられるんですかね」
上司「お食事券じゃない、汚職事件だ」
・笑いの分類③ 誇張法
GOOD
------オフィスにて
部下「遅刻しました~」
上司「おい!今、何時だと思っているんだ!」
部下「すみません!」
上司「一体、どうして遅刻したんだ!?」
部下「来る途中にUFOと衝突して、遅れてしまいました」
上司「そうか、ついでの連れてってもらえばよかったのになあ」
・笑いの分類④ 天丼
※天丼とは、発言や行動を繰り返し行うという意味
・笑いの分類⑤ ダジャレ
GOOD
上司「結婚おめでとう」
部下「ありがとうございます」
上司「キミが結婚できるか、かなり心配してたからね~」
部下「そんなに心配されたいたんですか」
上司「キミが新郎だけに、私は心労が溜まってたよ」
・笑いの分類⑥ スカシ
「スカシ」とは、ボケに対して一切ツッコミを入れない笑いの技法です
・笑いの分類⑦ 時事ネタ
GOOD
上司「おい!今、何時だと思っているんだ!」
部下「すみません」
上司「どうして、遅刻したんだ!」
部下「シンドラー社のエレベーターに閉じ込められまして」
・笑いの分類⑧ 差別
・忘年会の余興は、「笑わせるより、笑われろ」
・人の意見を聞き、改善していくとう気持ちを持っていないと成功しない
・「笑いのポイント」を見つけるには、「違和感を感じた部分はどこか」を探ることが近道の一つです。
・悪いイメージでも、視点を変えるだけで、ガラッと「誉めるポイント」になることがあります。たとえば、「うるさそう」→「明るい」「くどそう」→「エネルギッシュ」「浮いている」→「個性的」といいように、見方を少し変えるだけで、想像が広がるのです。
※浅井企画のウェブサイトはこちらから
http://www.asaikikaku.co.jp/
●書籍『プロ直伝 笑いの技術』より
浅井企画放送作家セミナー 著
講談社 (2006年11月初版)
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