村松 恒平 氏(書籍『文章王』より)
このページは、書籍『文章王(村松 恒平 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・純文学というのは、文学自体が自己目的的だということ(中略)コレに対して、エンターティメントは、基本的に小説という商品を作る、多くの読書を得る、そのために読者を喜ばせる、ということに焦点がある。読者の側に焦点を合わせて、作者はその外の基準に従って書くということになる。
・自分が心を動かさないで書いた文章が人の心を動かすことはありません。
・ヒューマン・インタレスト、人間的興味という言葉があります。人間は、無味乾燥な情報より、他の人間の生き方には興味がある。
・文章は上達したいけれども、具体的な努力の方向が見えない人のための7つのヒント
一、書くことはプロセスでしかない
二、作家修行はインターネットから
三、読者との関係をチューニングせよ
四、見たものを正直に書く
五、楽な文体を身につける
六、最高の上達法は読む、写す
七、書く体質をつくる
・ベストセラーを話題につられて買うのは、消費者のすることであって、書く人間のすることではありません。自分の嗅覚を大切にすることです。
●書籍『文章王~プロ編集者による文章上達』より
村松 恒平 著
メタブレーン (2003年12月初版)
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