安藤 百福 氏(書籍『インスタントラーメン発明王 安藤百福かく語りき』より)
このページは、書籍『インスタントラーメン発明王 安藤百福かく語りき(安藤 百福 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・私に語録ができたことよりも、私の何気ない言葉が、社員ひとりひとりの心の中に生きていることを知った喜びのほうが大きい。
・逆境に立って、すべての欲とこだわりとを捨て去ったとき、人は思わぬ力を発揮できる。
・ベンチャー精神とは、無から有を創造することである。
・会社は良い仕事をしたから儲かるのである。儲けとは答えであって、儲け主義とはちがう。
・発明はひらめきから。ひらめきは執念から。執念なきものに発明はない。
・私は眠るときも、メモと鉛筆を枕元に用意する。あなた方も四六時中、考える習慣をつけなさい。
・明日になれば、今日の非常識は常識になっている。
・良い評判を広げるのは容易ではないが、悪い評判はっという間に広がる。
・よい商品と売れる商品とは違う。
・売ろうとして宣伝するのはない。売れるから宣伝するのだ。
・ラーメンは売るな。食文化を売れ。
・商品は、あまりおいしすぎてはいけない。少し余韻を残すことによって、再購入につなぐことができる。
・経営者にとって役に立つのは、耳ざわりな直言である。
・最大のコストは時間である。
・なんでも新鮮なものがおいしいという発想は間違えである。牛肉は腐る前の熟成したころがいい。バナナは皮に黒い斑点がでかけてころが甘い。シイタケやアワビは乾燥させると旨みが生まれる。食べ物には、おのずと食べごろがあることを知らなければならない。
●書籍『インスタントラーメン発明王 安藤百福かく語りき』より
安藤 百福 著
中央公論新社 (2007年2月初版)
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