萩原 知章 氏(書籍『一番確実なのは不動産投資だった!』より)
このページは、書籍『一番確実なのは不動産投資だった!(萩原 知章 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・健美家という名前は、健康で美しい家の提供という意味です。
・JRの駅の近くが発展する(中略)
各地の街の中心が私鉄駅からJR駅に移りつつあるということがあります。
・この先10年は、人々の間にネット疲れが進むと考えています。ネットを休む人が増える理由として、コミュニケーションのスピードが早くなりすぎていること、また、ブログをアップすることや返信を自分に義務づけてしまうために、そのストレスに嫌気がさした人たちが、結局はリアルなコミュニケーション(人と人との触れ合い)を求める傾向が強まるということがあります。
・私は今後の日本が少しずつ昔に戻っていくことを予想しています。
●会社同士や銀行が株を持ち寄り、年功序列や終身雇用が見直される。
●コンビニの営業時間が7~11時までになる。
●店舗は元旦は休みにする。
このような傾向が、経済が厳しくなる地方から強まっていくでしょう。
・戦後の日本経済の動きを知っておく(中略)
歴史を知っておくことで、現在の金利はどのような状況なのか、どの程度の金利上昇に対する備えをしておけばいいのか、金利が低いうちに資金を調達しておくべきなのかどうか?といったことをより正しく判断できるようになると思います。
・「投資家」3つのパターンを知る(中略)
1)利回り重視派(中略)
相場より安い物件を仕入れ、高い利回りを確保することを重視する人たち(中略)
2)資産価値重視派
大都市の地価が高いところで不動産投資を行う方法です。(中略)
3)地主系大家さん
2代目大家さんや地主の方が行う土地を生かした投資法です。
・自分に合った投資法は何かを考える(中略)
1)一棟アパート(中略)
2)一棟マンション(中略)
3)区分マンション(中略)
気をつけたいのは、中古物件の場合は他の入居者の修繕費の未納や管理費の滞納がないか等を確認する必要があるということです。
4)戸建て
5)賃貸併用住宅
・成功する大家さんの特徴を知る(中略)
①不動産が大好きな人(中略)
②自分で責任を取れる人(中略)
③「自分でできること」と「任せるべきこと」を正しく判断できる人(中略)
④学習する人(中略)
⑤本業にも全力投球している人(中略)
⑥かかわる人に配慮できる人
・不動産プロフェッショナル対談
「これからの日本と不動産投資市場の行方とは?」
■スペシャルゲスト
不動産コンサルタント
株式会社さくら事務所代表取締役社長
長嶋 修 氏
&
著者
萩原 知章 氏
長嶋 修 氏:不動産は所有するものでなく利用するもの(中略)
長嶋 修 氏:もっと先には国から家賃補助も出るでしょう。先進国で家賃補助がない国は日本くらいです。(中略)
富山市ではすでに導入されており、中央に人を集めるため、過疎地の限界集落に住む人たちが越してくる場合には家賃を補助したり、町の中心に路面電車を走らせたりしています。(中略)
長嶋 修 氏:本は月に30~40冊読みます。不動産とかアパートとついた本は全て買いますし、経済、ビジネス系も読みます。(中略)
長嶋 修 氏:将来は全世帯の65~70%が一人暮らしか二人暮らしになるため、細切れのファミリータイプの間取りは厳しそう。一人当たりの居住面積は確実に広くなりますから、狭いところでは家賃競争になるでしょう。
●書籍『一番確実なのは不動産投資だった!』より
萩原 知章 著
ごま書房新社 (2011年1月初版)
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