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出版業界の豆知識

[ 出版業界について ]

明治時代、雑誌はどこの県で多く生まれたか

日本の出版物の多くは、東京で発行されるものが大半です。これは出版社が東京に集中しているからになります。この流れは、以前からそうだったのでしょうか。


例えば、明治時代における雑誌。どこの県で雑誌が多く生まれたのかというと、1位は東京で3551。2位は大阪 319。3位は京都 215。4位は千葉 150、5位は長野 114と続きます。以下、詳細を「明治時代における創刊誌の発行場所」を書籍『雑誌の死に方』(浜崎 広 著)からご紹介したいと思います。
 

発行場所
雑誌数
北海道
50
青森
10
岩手
44
宮城
57
秋田
28
山形
72
福島
53
茨城
107
栃木
58
群馬
76
埼玉
109
千葉
150
東京
3551
神奈川
108
新潟
73
富山
18
石川
54
福井
12
山梨
56
長野
114
岐阜
52
静岡
87
愛知
97
三重
52
滋賀
21
京都
215
大阪
319
兵庫
49
奈良
7
和歌山
18
鳥取
27
島根
28
岡山
48
広島
34
山口
28
徳島
14
香川
24
愛媛
26
高知
14
福岡
13
佐賀
5
長崎
14
熊本
16
大分
7
宮崎
4
鹿児島
6
沖縄
1

※書籍『雑誌の死に方―“生き物”としての雑誌、その生態学』(浜崎 広 著)より
※資料:東大明治新聞雑誌文庫所蔵『雑誌目録』
※(注)明治時代発行の雑誌以外に一部大正期のものも含まれている。
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