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出版業界の豆知識

[ 本について ]

本の値段って製作費の何倍?

本の値段は製作費にかかるコストの何倍になっているのでしょうか。社団法人日本書籍出版協会が行っている「2009年 書籍の出版企画・製作等に関する実態調査」によると、平均して多いのは、3倍と4倍が多いようです。たとえば、1,500円の本であれば、製作費は 500円、ないしは 375円程度かかっているということになります。


中には、製作費に対してほとんど利益が出ていないであろう 0.6倍や、90倍の値段をつけるケースまで。実態調査「初版の本体価格は、平均して直接製作費(用紙、印刷、製本費)のほぼ何倍になりますか」の調査結果をご紹介したいと思います。
 

~倍
回答数(%)
0.6 倍
1 (0.4)
1 倍
1 (0.4)
1.5 倍
3 (1.3)
1.6 倍
1 (0.4)
1.7 倍
1 (0.4)
1.75 倍
1 (0.4)
1.9 倍
1 (0.4)
2 倍
14 (6.0)
2.5 倍
13 (5.6)
2.5~3.5 倍
1 (0.4)
2~3 倍
7 (3.0)
3 倍
60 (25.9)
3~3.5 倍
8 (3.4)
3.5 倍
9 (3.9)
3~4 倍
7 (3.0)
4 倍
25 (10.8)
4.5 倍
4 (1.7)
4~5 倍
4 (1.7)
5 倍
15 (6.5)
5.5 倍
1 (0.4)
5~6 倍
1 (0.4)
5~8 倍
1 (0.4)
6 倍
6 (2.6)
6~7 倍
1 (0.4)
7 倍
3 (1.3)
8 倍
2 (0.9)
9 倍
2 (0.9)
10 倍
2 (0.9)
12 倍
1 (0.4)
15 倍
1 (0.4)
90 倍
1 (0.4)
書籍によって様々
5 (2.2)
◎記入なし
29 (12.5)

※赤字は回答数の多かったもの
※調査対象社数 日本書籍出版協会会員社 463社
※調査対象期間 2009年10月~2010年1月
※有効回答数 232社(50.1%)
※日本書籍出版協会の「書籍の出版企画・製作等に関する実態調査」より作成
社団法人日本書籍出版協会のウェブサイトはこちら
           
       

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