田中 康英 氏 書籍『facebook完全活用本』より
このページは、書籍『facebook完全活用本』(田中 康英 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・Facebookの何が5億人もの人間を魅了しているのでしょうか。他のSNSとの違いは何でしょうか。それは、
1.徹底したリアリティー
2.「いいね!」ボタンに代表される、コミュニケーションの促進を追及したシステム
3.アプリケーションやソーシャルブラグイン(外部サイトとの連携機能)
の3つの集約されます。
・Facebookは実名制。顔写真やプロフィールもリアルなものを公開しているユーザーが多数です
・友達リストは100個まで作成でき、1つのリストには1,000人まで掲載することができます。また、1人の友達を複数のリストに掲載することも可能です。
・ファンページとは、あるテーマや人物、アーティスト、製品などについてのコミュニティです。(中略)ファンになれるファンページの上限は数は500です。
・主なインターネットメディアの特徴一覧表
【匿名性】 【インタラクティブ度】 【拡張性】 【情報流通タイプ】
ホームページ ★★ ★★ ★★★★★ 一方向(プル型)
メルマガ ★★ ★★ ★★ 一方向(プル型)
ブログ ★★★ ★★★ ★★★ 双方向(プル型)
2ちゃんねる ★★★★★ ★★★ ★ 双方向(ストック型)
mixi ★★★ ★★★★ ★★ 全方向(ストック型)
twiteer ★★★ ★★★★ ★★★★ 全方向(フロー型)
Usteam ★★★ ★★★★ ★★★ 双方向(ストック型)
※ソーシャルストリーム有り
Facebook ★ ★★★★★ ★★★★★ 全方向(フロー+ストック型)
・Facebookのメッセージ機能の特徴はスレッドが展開されること。スレッドは当事者だけが見ることができます。1つの件名のメッセージに対してのやりとりが、スレッドにどんどんと追加表示されていき、見やすい形で深く掘り下げていくことができます。
・「いいね!」ボタンをクリックすると、自分の掲示板や友達のお知らせなどに掲載されます。従来のブログなどにある「拍手」ボタンとの違いは、こうした徹底的なインタラクティブ志向。「いいね!」ボタンをクリックしたその結果がさまざまな場所に表示され、見た人のコミュニケーションが促進されます。
・ギフト機能とは、Facebookが用意した特別なギフト画像を贈るものです。(中略)ギフトは有料ですが、安価(100円程度)なので気軽に贈ったり受け取ったりできます。
・プロフィールをもっと分かりやすく、もっとたくさん伝えたい。そんな望みを叶えてくれるアプリケーションがExtended Info http://apps.facebook.com/extendedinfo です。Extended Infoを追加するとプロフィールページの左側などに表示できます。つまり、訪問者に「基本データ」タブをクリックしてもらわなくてもより多くのテキストや好きな動画などの情報を伝えることができるのです。
・twitterと連携すれば、twitterでの投稿をFacebookに同期することができます。つまり、twitterで投稿した内容が自動的にFacebookにも投稿されるのです。(中略)
twitter初心者の方におすすめなのが、『Smart Twitter(スマートツイッター)』 http://apps.facebook.com/smarttwitter/。twitterのリプライ(@付きの投稿)を省く仕様なので、Facebookと同期してさほど違和感がないのが特徴です。
twitter上級者の方向けにおすすめなのが、『HootSuite(フートスイート)』 http://hootsuite.com/ です。HootSuiteはソーシャル・メディアを管理するアプリケーション。twitterやFacebookに同期することもできます。また、twitterのタイムラインやFacebookのニュースフィールドを同時にいくつも表示させることができます。タブ機能がついてるので、画面が横長にならずに済むのがいいところです。
・分からないことのほとんどの答えはヘルプセンターに掲載されています。ヘルプセンターは画面右上「アカウント」→「ヘルプセンター」から。
・「アマゾンUSAは本名での投稿を尊重しており、クレジットカードの登録名で投稿されたレビューに「REAL NAME (本名)」と表示する。また、レビュー投稿者を評価する仕組みをとっているサイトも多く、クチコミのクチコミまでわかる。」 (『WOMマーケティング入門』 アンディ・セルノヴィッツ 海と月社)
・インサイトでファンページを分析しよう
・「ソーシャル・メディア」では参加者ひとりひとりがメディアです。ビジネスとして情報発信する側は、どういう情報を伝え広めてもらいたいかを考えて行なうべきです。
・基本的にはファンページの活用法としてもっとも重点をおくべきはAISASのShareの部分です。商品やサービスを購入して満足していただいた方にファンページに参加いただいて、その喜びをシェアして頂くのが王道だといえるでしょう。
・「いいね!」ボタンをブログやホームページに設置しよう
●書籍『facebook完全活用本』より
田中 康英 著
フェイスブック研究会 著
青志社 (2010年6月初版)
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