吉原 珠央 氏 書籍『「また会いたい」と思われる人の38のルール』より
このページは、書籍『「また会いたい」と思われる人の38のルール』(吉原 珠央 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・自己紹介は2分以内にしないと聞き手が疲れてしまう
・自分のコンセプトを言える人になる(中略)
普段の反応力の中に「私は~の分野で人から必要とされたい」といったコンセプトを持っておくことで、ピンポイントでそのコンセプトに魅力を感じる人たちから選ばれやすくなります。
・表情の印象は5ミリで変わる!(中略)
口角を引き上げるのになぜ5ミリなのか……・それは、相手に「この人は笑顔だ」と認識してもらえるための最低数値だからです。(中略)
よい表情は口角を最低5ミリ上げる。
・「健康的でエネルギーを感じる姿勢」のポイントを挙げるとしたら以下の通りです。
①両足のかかとをつけて足と背中をまっすぐに伸ばす
②肩を開く
③顔を上げる
(中略)
3つのポイントが完ぺきにできた方は次のステップを紹介します。
①お尻に力を入れる(腰をそらせたり、おなかが出ないよう)
②あごを正面より1~2センチ内側へ入れる(目力がアップする)
③指先を自然に伸ばす(男性は手をズボン脇の縫い目におく、女性は重ねてヘソよりやや上)
・恐いくらい本性が出る手癖、足癖(中略)
手癖のNG例
●ささくれをいじる(不健康で不潔な印象)
●爪をかむ(精神的に不安定な印象)
●テーブルに肘をつく(無気力、子どもっぽい印象)
●ペンやメモなどを常に触る(自信や集中力がない)
●テーブルでエアピアノを弾く(落ち着きや集中力がない、頭が軽そうな印象)
●腕を組む(欲求不満・ストレスを抱え込む体質、器が小さい印象)
●手をもむ(古くさく、険悪な印象)
●頬杖をつく(依存心が強く、無関心な印象)
足癖のNG例
●足を大きく開いて座る(威圧的、頑固、知性が低い印象)
●貧乏ゆすりをする(精神的に不安定、知性が低い、現状に不満足な印象)
●バランスを崩して立つ(不健康、不摂生な印象)
●靴を引くずって歩く(横柄で、いい加減な印象)
●極端な蟹股、または内股(精神的に不安定、頑固だったり極端に内気な印象)
・あなたの“ここ”を見られている!(中略)
女性編~(中略)
パンツから覗く足首のストッキングのたるみです。(中略)そのたるみは、彼女の若々しい印象をすべて粉々にしてしまうほどの強烈な「老け感」となってしまっていました。(中略)
男性編~
男性で言うならば靴下です。(中略)スーツなのに「白い靴下」「キャラクターが入っている靴下」はセンスのなさが前面に出てしまいますから、スーツに合わせた黒、紺などのダークな色で、ある程度長さのある靴下がおすすめです。
・「巻き込みアクション」のポイントとは?
ここでは、相手を巻き込む人の例を具体的に挙げてみます。(中略)
①すぐに相手の名前を覚え、会話の中で頻繁に使う(中略)
②相手のライフサイクルに合わせた一言が自然に出てくる(中略)
③慣れてきても距離感をくずさない(中略)
④相手の変化に気づく(中略)
・相手にとって「意外に失礼な言葉」を使うな(中略)
①「暇なときに電話するね」「暇だからその日は大丈夫」「暇があったらまた会おうね」
→「暇」なときにしか、その相手には時間を取る価値がないという意味にも取られてしまいます。たとえば、「ぜひ時間を見つけて連絡させていただくね」「ぜひまた時間を合わせて会いましょう」などと言う方のほうがスマートです。(中略)
③「コーヒーでいいです」
→「~でいいです」という言い方は、「ほかに選びたいものがないから仕方なく妥協する」というような横柄なニュアンスが感じられます。ですから、「~をお願いします」という言い方にしてみると、自然と品もあります。(中略)
④「っていうか」(中略)
→たとえば相手の意見に賛成できなかったり、内容が間違っていたとしても、極力使いたくない、品のない言葉です。(中略)
⑤「こだわりはないので、どちらでもいいです(何でもいいです)」(中略)
「どちらにも特別な興味はない」と受け取られかねません。こういうときは「うわ~、どちらも素敵で迷ってしまいます」「この選択は贅沢ですね」というふうに、2つのものが「すばらしすぎて決められない」というニュアンスを伝えると喜ばれます。(中略)
⑧女性に対して「大きい(でかい)」「太い」「たくましい」
男性に対して「弱い」「小さい」「頼りない」
・好かれようとするのはやめよう!
「好かれよう」としないほうが魅力的になれる(中略)
好かれるために何かをしようとするよりも、必要だと思われるために何かをすることのほうが、ずっと深い信頼関係を相手と作っていけるのです。
●書籍『「また会いたい」と思われる人の38のルール』より
吉原 珠央 著
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